Jaap Arriens/NurPhoto via Getty Images
Jaap Arriens/NurPhoto via Getty Images

インターネットサービス企業というのはときどきよくわからないポリシーでユーザーを困惑させるときがあります。たとえばInstagramは、白人女性モデルと同じような服装で同じようなポーズををしているにもかかわらず、ふくよかな黒人女性モデルの写真だけが削除されたとする問題提起に対し、胸の形がはっきりと変わるほど圧迫するようなポーズをとっている写真は、13歳未満に悪影響があるとして表示を規制していると説明しています。

マッチングアプリにもいちおう画像の規制はあり、アーティストのCali Rockowitzは、Bumbleというマッチングアプリにアップロードした上半身ブラトップ姿の自身の写真が削除されたと述べています。

BuzzFeed NewsがBumbleに問い合わせたところ、Bumbleは女性が室内、特にバスルームでシャツを着ずに取った自撮り写真は、それが水着などでも下着姿に見えることから規制対象になるとしており、それに準ずる格好で室内での上半身水着姿やシャツなしの写真、さらには水着の上に直接ジャケットを羽織った写真でも規制が入るとのこと。

一方で、屋外でならプールサイドやビーチなどで女性が上半身にシャツを着用していなくても、屋外での水着姿はおかしいものではないため、引き続き許容されているのだとか。

Rockowitzは、出会い系アプリにとってこのようなポリシーは奇妙だと主張しています。また他のユーザーは、男性はBumbleに屋内での上半身裸の自撮りを投稿できることを指摘し、なぜ女性だとそれがいけないのか、矛盾していないのかと述べています。さらにRockowitzのSNSのフォロワーは、彼女の規制された写真の背景を屋外に差し替えた画像を作成して、これなら大丈夫だろうと提示したものの、Bumbleは、それら画像は加工修正が加えられているため許可できないとしました。

ポリシーの矛盾はどんなサービスでも時折発生するものです。今回の例では、あからさまにセクシャリティを強調している写真でもないにもかかわらず、あいまいなポリシー定義と、それを運用する際の厳格さのバランスが崩れてしまっている状況が誰も得をしない状況を呼んでしまっているように思えます。この解決には、サービス側がユーザーの声を聴き、歪になったポリシーとその運用の形をすっきり収まるように整える柔軟さが必要かもしれません。

sourece:BuzzFeed News