Chrome
Google

Google Chrome ブラウザの開発者が、新機能「ウェブサイトをフォロー」のテストを開始しました。

Chromeでニュースや連載などを読んでいるとき、メニューから「+Follow」を選ぶと、新規投稿があった際は新しいタブ画面の「フォロー中」以下に一覧してくれます。

開発者いわく、新機能の目的はユーザーとウェブ上のパブリッシャーやクリエーターとを直接結ぶつながりを作ること。目標は報道機関など大手のパブリッシャーから小さなご近所ブログまで、それぞれのユーザーにとって大事なウェブサイトをワンタップでフォローできるようにすること。

新機能は今後数週のうちにも、米国内の一部ユーザーを対象に、Androidアプリの Chrome 開発版(Canary)を通じて提供予定です。実験的な導入でフィードバックを集め、今後の改良や仕様変更、正式な機能として提供するか否かを決定します。

Chrome のフォロー機能は、内部的にはBlogなどの更新を機械可読にする標準的な方法のRSSを使っています。かつてGoogleはRSSを登録してウェブサイトの更新記事を読む Google Reader を提供していましたが、ユーザー数の減少を挙げて2013年にサービスを終了。

Google Reader が7月1日にサービス終了。ほか7つのGoogle サービスも統廃合 (2013年)

Google News のような自動化とレコメンデーション寄りのニュースアグリゲータが増えたことや、何よりも情報発信の場として Twitter や Facebook 、Instagram のようなソーシャルネットワークの存在感が増したことで、クリエーターやメディアからの更新情報を得る方法は多様化しましたが、約8年を経て Chrome のなかに簡易的なRSSリーダーが戻ってきました。

発信の場がSNSだけになるクリエーターやパブリッシャーが増える一方、ウェブサイトがメインのパブリッシャーもまだまだ多く、ソーシャルメディア通じた更新通知がろくにない場合、あってもクリエーターの無関係なつぶやきが多くいちいちメインのタイムラインに追加したくない場合もあります。

使い分けは各自のスタイルとして、ウェブで見かけてとりあえず次回更新が気になるサイトをフォロー、気づいたときに読む程度の距離感では便利そうです。

個人のクリエーターの場合、RSSは特に意識せずともパブリッシングサービスやツール側が用意しているはずですが、どの部分の更新をどの単位で提供するかはサービスやツールに依存します。正式な機能となりChrome経由で読むオーディエンスが増えるとすれば、更新お知らせRSSを改めて検証する必要がありそうです。

Chromium Blog: An experiment in helping users and web publishers create deeper connections on Chrome