Chrome snoop

Windowsにはないスムーズな動作やユニークかつ便利な機能で、日本でも人気が高まりつつあるChromebook。その「Windowsにはないユニークで便利な機能」が、近々もう一つ増加するかもしれません。

それは、Chromebook向けの「のぞき見防止機能」。米Google自らが開発していることを、Google関連情報サイトの9to5Googleが報じています。


これは、搭載されたカメラなどにより使用者以外の人物が近くにいることを検知すると、通知や警告画面を表示するというもの。

実はWindowsノートPCにおいても同種の機能が、中国レノボやNEC PCのノートパソコンにてすでに実装されています。例えばレノボの「Yoga Slim 750i Carbon」の場合、ウェブカメラでのぞき見を検知すると画面表示にぼかしが入り、情報漏洩を防ぐのです。

ただし、これらの機能はレノボやNEC側がプリインストールしたアプリで実現されており、OS標準ではありません。対して今回はGoogle自らとのことで、Chrome OS標準機能となる可能性もあります。


今回、この開発が発覚したのは、実験的機能などを管理する、いわゆるchrome://flagsページに「Enable snooping detection」と名付けられた新しいフラグが見つかったこと。これを文字通り解釈すると、のぞき見防止機能となるわけです。

この設定からある程度の機能も判明しています。このEnable snooping detectionが有効になっている場合、ノートパソコンがのぞき見されていると画面隅に目のアイコンを表示し、ユーザーにその旨を通知します。加えて、通知の代わりに画面を一時的に暗くする、あるいは通知表示をオフにするといった設定も利用できます。

のぞき見の検知にはウェブカメラが利用され、またデータはすべてローカル上にて処理されるとのこと。


実はこの機能に関しては伏線があり、以前Googleによる「HPS」(Human Presence Sensor)と呼ばれるChromebook向けの人感センサーの開発が報じられていたこともありました。今回の機能設定の発見により、こちらの搭載に関しても、実現の可能性がより高まっています。


ただし現時点では、こののぞき見防止機能がいつ、どのように実装されるのかは不明です。

もしリリースの際にはHPSの搭載が必要となるとすると、企業向けモデルの限定的な機能になる可能性もあります。

しかし昨今は、リモートワークの普及などにより、個人向けPCでもプライバシーの向上が叫ばれる情勢。同様の機能は個人向けのChromebook、さらにはスマートフォンやタブレットでも高い需要が見込めることでしょう。その点では、個人向けモデルにも搭載を望みたい機能ではあります。



Source: 9to5Google 1, 2