クレイマン・クレイマン ネバーフッドの謎(1998)の一言だけ話すシーンの衝撃:うえけんの「今そのゲーム!?」Vol.5

とにかく粘土、粘土

上野顕太郎
上野顕太郎, @ueken18
2020年07月5日, 午前 10:35 in retro
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前回取り上げた「バーガーバーガー」に続き、連呼タイトルシリーズの第2弾だ。そんなシリーズがあるかどうかは定かではない。

ダスティンホフマン、メリル・ストリープ主演の「クレイマー、クレイマー」(1979)という映画があるが、本作の題名がそれに掛けているのかどうかもまた定かではない。確かなのは、このゲームの映像に映る、登場人物、背景、パズル等、全てが粘土で出来ているという事だ。当然、オープニングや合間に挟まるイベントムービーはクレイアニメーションで表現されている。とにかく粘土、粘土、また粘土の本作はタイトルに偽り無しなのだ。製作者は大量の粘土を家に持ち込んで奥さんに怒られたという記事を当時読んだ記憶があるが、今回その資料を見つける事ができなかったので、間違いだったらごめんなさい!

 

本作は、プレイヤーが主人公のクレイマンを導いて様々な謎を解き物語を進めてゆくというアドベンチャーゲームなのだが、全体にすっとぼけた感じで、軽やかで陽気にスウィングする音楽に乗り、人を食ったようなギャグのオンパレードが続く。フィルム撮影の質感が発売当時既に懐かしい感じがしたものだ。

そんなおとぼけムード漂う中にあって、肝心な謎ときは、アクション要素があるもの、記憶に頼るもの、音をたよりに解くものと多岐に渡り、意外と硬派。一発でゲームオーバーになってしまう仕掛けもあるので要注意! だがその前に、これでもかという位に分かりやすいヒントがあるので、見かけたらまずセーブをして挑戦してみるのが良いだろう。

そしてこのゲームのおすすめポイント。終始言葉を発しないクレイマンが作品中、一言だけ話すシーンがあるのだが、観た人はどなたもこう思う事だろう。

 

「おまえ、そんな声だったのかよ!」……と!

 

このゲームをプレイした事がない方で、この記事を読んで興味を持ったのなら、その、たった一言を聞くためだけにゲームを始めてみるのも良いのではないだろうか? よ~し、始めてみるか、暇だからな!

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Engadget Japan

クレイマン・クレイマン ネバーフッドの謎は現在も中古品などで入手可能なようだ。ちなみに、続編の「クレイマン・クレイマン2 スカルモンキーのぎゃくしゅう」は結構な難度のアクションゲームになっている。アクションゲームが苦手な私でも、合間に流れるおとぼけムービーを観たいがために一所懸命プレイしたものだが、当時は結局クリアならなかったのだ。得意な方はそちらにも挑戦してみてはいかがだろうか?


──うえけんWiki──

上野 顕太郎(うえの けんたろう、1963年4月18日 - )は、かなりアナログな漫画家である。デジタルなEngadgetとの接点は編集長が20年前、ゲーム誌編集者であったとき連載を担当したからと言われる。よく使うフレーズは「暇だからな!」......というわけで、かつてプレイした方もいるだろうマニアックなゲームを掘り起こし、あの当時を偲んでいただきます。


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