Clubhouse
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音声チャットサービスClubhouseは、今年の夏に招待制を廃止することを予告しました。また5月初めに配信開始されたばかりのAndroid版アプリのユーザーも、先週までの100万人から今週には200万人以上に倍増したと述べられています。

これまでClubhouseは利用者から招待を受けないとサービスが使えない「招待制」としており、その方針は約1年前にリリースされたiOS版や、最新のAndroid版でも変わっていません。その理由として、共同創業者のポール・デイヴィソン氏は3月のタウンホールミーティング(毎週1回開催しているトークルーム)にて「より多くのユーザーにアクセスを開放するためにはゆっくりしたペースが必要」つまりサーバーの負荷に限界があるからだと示唆していました

その際にデイヴィソン氏は「今後数カ月の内に」招待制を止めることで「まだ登録していない、たくさんの素晴らしいクリエイター」らににアプリを開放したいと述べていました。それから約2ヶ月後、「今年夏の一般公開に向けて」つまり招待なしにサービスが使えるようになる予定だとTwitterで告知されたかっこうです。

それによる利用者の急増に備えて、次の数回のアップデートでは「発見、通知、および目に見えないが非常に重要な改善」を行うとのことです。こちらは3月のタウンホールにて言及していた、初めてアプリを開いたときに個人向けお勧めルームのリストを表示する機能や、ユーザーがプッシュ通知を制御しやすくなるツールを指していると思われます。

しかしiOS版のリリース時には無風だった音声チャットサービス界わいも、今ではハイテク大手が相次いで参入しています。すでにTwitterの「スペース」はフォロワー600人以上なら誰もが利用可能としており、Android版についてはClubhouseよりも先行して投入済みです。またFacebookも今年夏には音声チャットを含む新たなオーディオ機能の提供を予告しており、無風から一転して激戦区となっています。

そんななか、Android版では後発の挑戦者となったClubhouseがどう生き延びるのか。iOS版から去って行った日本の芸能人らが戻ってきたという話は聞こえてきませんが、善戦を祈りたいところです。

Source:Clubhouse(Twitter)

via:PhoneArena