NASA
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国際宇宙ステーション(ISS)に春から滞在していた、日本の星出彰彦飛行士を含むCrew-2ミッションのクルー4人が、日本時間午後12時半頃にフロリダ州沖合に着水、帰還しました。この帰還により、延期を繰り返してきたSpaceX Crew Dragonの次の打上げ、Crew-3ミッションは早ければ10日(日本時間では11日)に打上げることが可能になりました。

SpaceXの宇宙船がISSへ人員を輸送し、そして帰還したのはDemo-2フライトを含めてこれで3度目。すぐにISSへ向かう4度目のミッション(Crew-3)のクルーは、NASAのラジャ・チャリ飛行士、トム・マーシュバーン飛行士、ケイラ・バロン飛行士、そしてESAのマティアス・マウラー飛行士で構成され、Crew-2と同様にISSに6か月間滞在する予定です。

本来ならCrew-2の帰還はCrew-3のISSへのドッキングが終わってからになる予定でした。しかし、Crew-3の打上げがいくつかの問題によって延期を繰り返す事態になり、NASAはCrew-2の帰還を先に実施することにしました。

またCrew-2の飛行士らは、ISSから離れた後、操作用のタッチパネルの1枚が正常に機能せず、再起動する羽目になりました。しかし大事に至ることはなくシステムは復旧したとのこと。その後はISSのまわりをぐるりと1周するように意図的な操縦でまわって、様々な角度から宇宙ステーションの写真を撮影したのち、地上へ向けて出発したとのことです。

なお、Crew-2が帰還しても、ISSがもぬけの空になっているわけではありません。現在ISSにはマーク・ヴァンデハイ飛行士ともう1人がロシアの映画撮影の都合で滞在期間を半年延長していまも低軌道上に残っています。

Source:NASA