Kacper Pempel / reuters
Kacper Pempel / reuters

延期を重ねつつもゲームファンの絶大な期待に応えてやっと世に出たものの、出てはいけないVの部位まで出てしまうなど、取り切れない数々のバグが問題となり、PlayStation Storeから削除、返金対応となったSFオープンワールドRPG『Cyberpunk 2077』ですが、その後米国でもマイクロソフトがXbox版の返金対応を開始し、小売店を通じて購入したパッケージ版もしくはデジタルコピー版に関してもCD Projekt Red(CDPR)が返金対応に応じる展開を見せています

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一方でCDPRは、それでもゲームをプレイし続ける人たち(およびPC版)のためのアップデートも随時入れており、今日12月19日にはHotfix 1.05がXboxおよびPlaystation版向けに提供を開始しました(PC版のパッチは「まもなく」)。

ダウンロード容量は16~17GBほどあるとのことで、手持ちのゲーム機のストレージが上限に近い人はあらかじめスペースを確保しておくほうが無難かもしれません。

修正内容は多岐にわたりますが、重要な修正としてはまず、”ブレインダンス”を使った分析シーンが終わった後、三人称視点から戻らず首のないVが表示されてジタバタするしかなくなるシュールすぎるバグが潰されています。

そしてもうひとつ、外観設定でつい盛りすぎたためにVの”部位”が収まりつかずコンニチハなバグも、この1.05パッチで修正されているとのこと。これはどちらかといえば遅れてくるPC版向けの修正かもしれません。

その他わかりやすいところではHDR対応ディスプレイでの表示において画面に「暖かみ」を追加したとのこと。またコンソール版では「色収差」と「フィルムグレイン」をオンにすることでよりシャープなグラフィック表示になるよう修正されているとのこと。PC版に比べてコンソール版の画面がやけにボケボケして気になると思っていた人は試してみると良さそうです。

なお、PC版のHotfix 1.05では、クラッシュやクエストの進行不能になる問題を防止するためデバッグコンソールが削除されます。ただ、CDPRはMODコミュニティを今後もサポートする意向であり「続報をお待ちください」と述べています。

前回のHotfix 1.04から5日後のパッチリリースですが、これですぐさまPlayStarion Storeにこのゲームが戻ってくるかはわかりません。一部ではバグだらけのゲームを発売することに対して厳しい論調の報道などもあったようですが、SNS界隈のプレイヤーの評価はどちらかと言えば、バグはあるにせよゲームそのものは面白く、好意的な反応のほうが多いように感じられます。

8ビット時代ならともかく、現代の大作ゲームは開発にも膨大な工数がかかるため、最初から完璧を求めるのも難しいはず。このゲームに関しては、さすがにまだ磨きがかなり足りない状態だったようで、CDPRもコンソール版がどれぐらいの出来かを事前に公開していなかったことを謝罪しています。とはいえアップデートを重ねることで評価が180度変わる例もあることを考えれば、プレイヤーはバグも含めて楽しむぐらいの気持ちでプレイするのが良いかもしれません。

source:Cyberpunk 2077