CD Projekt Red
CD Projekt Red

CD Projekt Redが、PC版の『Cyberpunk 2077』にHotfix 1.12をリリースしました。このパッチは先週、PC版『Cyberpunk 2077』で使われている外部DLLにコード実行の脆弱性がみつかり、MODやカスタムセーブの使用を一時やめるようユーザーに呼びかけていた問題を修正します。修正点は、バッファオーバーランが発生する問題と、ASLR(Address Space Layout Randomization)が無効な外部DLLの削除/置き換えの2つ。

ASLRとは、メモリー上の重要なデータを保管するアドレスの配置をランダムに分散させる機能のこと。これにより悪意ある者がデータの配置を知ることができなくなるため、セキュリティの向上につながります。問題の外部DLLはこの機能を使わないため、悪意ある者がデータにアクセスできてしまう可能性があったということです。

なお、MODはPC版特有の機能であるため、Hotfix 1.12はPS4 / Xbox One版には提供されません。PC版ユーザーはMODを使用するしないにかかわらず修正を適用しておくのが無難です。

ちなみに、MODでどんなことができるのかイメージが湧かない人に使用例をひとつ紹介しておくと、たとえばグラフィック全般にカットアウト&輪郭強調フィルターをかけたようなエフェクトを適用し、まるでFPSゲーム『ボーダーランズ』のようにしてしまうものが数週間前に話題になっていました

一方で、ゲーム中のキャラクターをそっくり別のキャラに入れ替えてしまえるのもMODならでは。MODコミュニティでは個性あるキャラクターを独自に生み出すMOD職人が現れ、PCゲームが息長く楽しまれる要素のひとつになっています。ただし、ゲーム中に登場する娼婦または男娼のキャラクターをジョニー・シルヴァーハンドにしてしまうMODは、ジョニーを演じるキアヌ・リーブスに関する契約や権利の関係からか、すぐさまCDPRが動きMODコミュニティサイトから削除されていました

CDPRは、ファンが作るコンテンツに関するガイドラインにおいて、ゲームに含まれる実在の人物を再現したキャラクターの画像は「許可され、害を及ぼさない場合に限り」使用しても良いと説明しています。

Source:CD Projekt Red