CD Projekt Red
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ゲーム『Cyberpunk 2077』の大型修正v1.2は、予定されていた2月のリリースを3月後半に延期すると昨夜に発表されました。その理由に関してBloombergのJason Schreier氏は「リモートの開発者らがサイバー攻撃後の2週間、仕事をすることができなかったため」とツイートしています

Schreier氏はBloombergの記事で、匿名の従業員から得た情報としてより具体的に状況を説明しています。CD Projekt Redでは従業員はの多くが新型コロナウイルスの影響で自宅からのリモート勤務になっている状況ですが、報告によると、そのさなかにサイバー攻撃が仕掛けられ、Cyberpunk 2077やWitcher 3ほかのソースコードが盗み出されました。

ハッカーはCDPRに対して48時間以内に連絡をするよう求めたメモを残していたとされますが、その後CDPRがハッカーと接触したのかは不明です。盗まれたソースコードの一部はその後ハッカー向けのサイトでオークションに出されましたが、程なくして出品ページが削除され、落札されたとも言われています。

CDPRはハッカーらへの身代金支払いを拒否しました。しかしそのおかげで、社内の環境に対する詳細なマルウェアのスキャン作業とセキュリティ対策が実施されることになり、VPNを通じた従業員の外部からのアクセスも著しく制限される状態になっています。結果、実質的にサイバー攻撃後の2週間は開発が進まなかったと考えられます。

バグや不具合の多さに辟易しつつも、おそらくもうストーリー的にはエンディングまで到達したというプレイヤーもたくさんいることでしょうが、それでもゲームを快適に安定して遊ぶためのパッチを待っている人は多いはず。その人たちのため、何より一連の問題で最も負担がかかっているであろう従業員の人たちが、快適に仕事できる状態に早く戻ってほしいところです。

Source:Jason Schreier(Twitter), Bloomberg