BERLIN, GERMANY - APRIL 22: The logo of the online video library Disney+ is shown on the display of a smartphone on April 22, 2020 in Berlin, Germany. (Photo by Thomas Trutschel/Photothek via Getty Images)
Thomas Trutschel via Getty Images

米Walt Disney Companyは11日(米現地時間)、2020年第4四半期決算報告のなかで動画ストリーミングサービスDisney+の加入者が9490万人を超えたことを発表しました。

2019年末のDisney+立ち上げ当時は2024年までに6000万~9000万人の加入者を目指すとしていましたが、わずか1年強で目標を達成したかっこうです。ディズニーはその後に予測を修正し、現在は2024年までに2億3000万~2億6000万人の加入者を見込んでいます。

かたやストリーミング業界最大手であるNetflixは1月、全世界で2億人以上の加入者を達成したと報告しています。すでにDisney+はNetflixを射程に捉え、追い越す可能性が生じてきたと言えそうです。

Disney+はアップルの動画ストリーミングApple TV+と同時期にローンチしたもの。そしてDisney+側は初日から1000万人の加入者があり、5ヶ月後には5000万人を達成。さらに2020年12月には8680万人の加入者を報告していたため、1ヶ月で実に800万人以上も増えた計算となります。

ちょうどその時期は、スター・ウォーズの人気実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』2期の配信が始まった(10月末)直後でもあります。さらに今年(2021年)1月からはマーベル最新作『ワンダヴィジョン』も毎週金曜に公開が始まっており、昔懐かしいシットコムと見せかけて実は……と今後MCU世界の激動を予感させるサプライズもあり、人気IPをベースにしたオリジナルコンテンツが猛威を振るっている真っ最中です。

一方Apple TV+は加入ユーザー数を公開していないために直接の比較はできませんが、調査会社はユーザーの62%が無料試用期間中であり、ほとんどの人が有料で更新するつもりがないとのデータを報告していました

とはいえApple TV+のコンテンツ品質に問題があるわけではなく、『テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく』や『オン・ザ・ロック』は2021年のゴールデングローブ賞にノミネートされています。iPhoneやiPadなど莫大な数のデバイスが普及していることが強みのアップルですが、やはり子供から大人までアピールできる有力IPを持っていないことが苦戦の理由かもしれません。

Source:CNBC