shapeLed

最近、ディスプレイの上に設置するLEDライトが増えてきています。デスクライトを設置するより省スペースで済むだけでなく、ディスプレーに光が当たりにくいため見にくくなることもなく、デスク上を明るくしてくれるのが特徴です。

さまざまな製品が販売されていますが、8月下旬に発売されたBH JAPANの「shapeLed(LED-802 Black)」を触る機会があったので、実際に仕事で使っているディスプレイに設置して、その使用感をチェックしてみました。

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▲「shapeLed」はLED照明部と設置器具部とわかれていて、はめ込んで組み立て完了
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▲組み立てた状態。これをディスプレイ上部に設置します

デスクトップ用Webカメラなどと同様に、特にネジ止めの必要なく、ディスプレイ上に乗せる感じで設置が可能。筆者のディスプレイは43インチなので余裕で置けますが、ノートパソコンのような薄型なタイプでも設置できるよう、重りとバネを使った仕組みで工夫されています。一応、0.5~3.2cm幅のディスプレイなら設置できるようです。

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▲設置器具部は重りがつけられていて、バネでディスプレイを挟み込むように設置します

LEDライト部分はアルミ製ブラケットを採用した筒状の構造になっていて、デスク上を照らすだけでなく、壁面も照らすデュアルライト構造になっているのが特徴です。

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▲こちらはデスク照明側のLED
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▲反対側には壁面照明用にLEDが組み込まれていて、デュアルライト仕様になっています

デスク上を照らすLEDライトは72個のチップ、壁面側は12個のチップで構成。それぞれ6400K、4200K、3100Kの3種の色温度で照らしてくれます。IES(イルミネーション技術組合)が提唱する、デスク照明75に対して壁面照明25という輝度比率に沿ってデザインされており、周囲も明るくなることで画面だけが眩しすぎるということなく目の負担も軽減してくれます。

スイッチは、タッチセンサーを採用し、LEDライト部の左右に設置。タッチすると電源がオンとなり、タッチするごとに色温度が変わり、電源オフまでループします。また、長押しするたびに明るくなったり暗くなったりと、輝度を無段階に調整できます。

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▲電源や色温度、明るさの調整は右端のタッチセンサーを触って操作します
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▲左端にも付いていて、こちらは壁面照明の操作になります

右側がデスク照明用、左側が壁面照明用と独立しおり、色温度や明るさを別々に設定可能。電源オフにするときは、ダブルタップするとその状態を記憶したままになるので、次にタップして電源オフにしたとき便利です。

ただ、右側のダブルタップはデスク照明、壁面照明両方の電源がオフになりますが、タップしてオンのときは、各々がオンになるため、一度に両方オンにはできません。使っていて一気に両方オンになる仕組みもあると便利だなぁと思いました。

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▲デスク照明は3100Kの黄色光。壁面照明は4200Kの自然光で、部屋の照明は消して撮影しています

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▲デスク照明は黄色光のまま壁面照明を6400Kの白色光に。ちなみに明るさは中間程度
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▲どちらも黄色光にした状態
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▲デスク照明は4200K自然光にし、壁面照明は黄色光
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▲デスク照明は6400Kの白色光に。壁面照明はオフにした状態。作業内容や気分によって、いろいろと組み合わせられます

電源はUSBで、LEDライト側はUSB Type-C端子を採用。付属のケーブルはUSB-C to Aケーブルですが、別途USB-C to Cケーブルを用意すれば、最近のType-A端子がないノートPCでも利用できます。

照射角はLEDライトを回転させることでちょっとだけ調整できますが、壁面照明もあるので、コネクターが一番下にくる角度がベストかなと思いました。

実際に43インチディスプレイに設置して使ってみましたが、普段は室内の照明でしか照らしておらず、照明に対しても背を向けている状態で、デスク上は意外と暗い状態でした。

それが、本製品を設置するだけで、手元がかなり明るくなり、壁面も間接照明よろしく柔らかく照らしてくれるので、ディスプレイの輝度の高さを和らげてくれ、目の負担も軽減されるかもと感じました。

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▲部屋のシーリングライトを点けた状態のデスク。画面の輝度は写真とか現像することもあるので高めのため、結構暗く感じます
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▲自然光を点灯した状態。パッと明るくなった感じで画面との輝度との差が少なくなりました。ちなみにUSBケーブルがマシンまで届きそうになかったので、キーボードのUSBへ差しています
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▲白色光は普段ん使っているシーリングライトと同じ色味。手元が明るくなってデスク周りの印象が大きく変わります
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▲黄色光のときは落ち着いた雰囲気になり、部屋の照明を点けずに使いたい感じ。映画とか観たくなります

かといって、ディスプレイには直接照明がそれほど当たるわけでもないので、見づらくなることもありません。ずっと画面に向かっている生活なので、やはり目の疲れがいちばん気になるところ。照明1つでデスク周りが一気に雰囲気が変わるだけでなく、目の負担のためにもデスク周りは明るくしたほうがいいと強く思いました。

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▲個人的には、作業するときは自然光がいちばん合っていました
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▲部屋のシーリンクライトを点けた状態でも、十分効果が得られます。あるとなしではまったく違うので、デスクライトって必要なんだと実感

付属のケーブルは1.5mほどで、筆者の環境ではちょっと短いため、長めのケーブルを用意する必要はありますが、ノートPCで使ったり、ディスプレイにUSB端子が備わっているタイプなら、逆に長いかもしれません。まぁ、ケーブルぐらいは環境に合わせて用意するのがいいでしょう。

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▲14インチディスプレイのVAIO Zに設置。手元は確かに明るくなるが、目の疲れの低減につながるかは……

あと、Webカメラをディスプレイ上に設置している場合は、共存が問題になるかもしれません。筆者はPS VRのカメラをディスプレイ上に設置していたのですが、本製品上に乗せて設置は可能ではありました。ただ安定性でいうとそこまで高くないので工夫は必要かと思いますが、Webカメラとの共存は不可能ではないでしょう。

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▲本製品の上にPSVRのカメラを置いてみたが、不安定感は否めません。ただ、Webカメラによっては、設置は可能でしょう

本製品の実売価格は7980円。デュアルライトでこの価格なら結構お手頃なのではないでしょうか。大手量販店や通販などで取り扱っています。日本語の取扱説明書も同梱し国内サポートも行っているので、万が一故障の場合も安心でしょう。

最近は、テレワークのため自宅で作業する人も多いでしょうが、オフィスだとデスク上にも照明があったりしますが、家だとシーリングライトなので壁にデスクを置いてしまうと、なかなかデスク周りが明るくなりません。本製品のようなディスプレイライトを設置して、よりよい作業環境を目指してみてはいかがでしょう。