中国DJIの次期ドローン「DJI FPV(仮称)」のものとされる画像やスペック情報が、海外にて伝えられています。
ドローン分野の著名リークアカウントのOsitaLVが掲載した画像からは、固定されたアームを持つ小型ドローンの姿が確認できます。カメラはアームの上方に位置しており、より広いアングルでの撮影、たとえば高速飛行中の前方撮影が可能なことも予測できます。
If DJI FPV drone really came out, I think tech specs could be as follows.
— OsitaLV (@OsitaLV) December 2, 2020
4K 60fps on-board recording
5 inch props
6S battery
3 flight mode with 150kph maximum speed
Built in FPV camera with remote-adjustable tilt angle
GPS for RTH
Will it come online in a month? let's see
さらにOsitaLVはDJI FPVのスペック情報も伝えており、4K/60fpsカメラや最大150km/hかつ3種類の飛行モード、FPVカメラのチルトアングルのリモート調整などが搭載されているようです。
安定飛行とペイロードの拡張性を重視したDJIの従来のドローンとは趣の異なる、DJI FPV。高性能なカメラとレース用ドローンとしては若干遅い最高飛行速度からは、このドローンがシネマ撮影用かつ、レクリエーションでのレース飛行も可能なドローンであることが想定されます。
従来の高速シネマティックPFV撮影では、レース用ドローンにGoProなどを搭載して撮影していました。そんな分野に、DJIが殴り込みをかけようとしているのかもしれません。
Source: OsitaLV (Twitter)