中国DJIの次期ドローンは、小型で折りたたみタイプながらカメラ性能を重視した「DJI Mavic 3 Pro(仮称)」となりそうです。

というのも、同機種のマニュアルとされる資料とスペック情報が、ドローン情報に強い海外サイトの「Drone DJ」に掲載されたため。


DJIといえば、ホビー用から業務用まで幅広いドローンを展開する一大メーカー。同社Mavicシリーズの現行機種は2018年に発表された「DJI Mavic 2 Pro」「DJI Mavic 2 Zoom」の2モデル。

Mavic 2 Proはハッセルブラッドカメラと1インチセンサーを搭載した小型ながらカメラ画質重視のモデル、Mavic 2 Zoomは光学2倍ズームカメラ(24〜48mm)と1/2.3インチセンサーが搭載された、ズームレンズモデルという位置づけです。


今回の資料によれば、Mavic 3 Proの最大の特徴はデュアルカメラの搭載となります。2つのカメラはメインと望遠という構成となっており、メインカメラは2000万画素のフォーサーズ(4/3インチ)イメージセンサーを搭載し、レンズは24mm F2.8-F11。望遠カメラは1/2インチセンサーと160mmレンズの組み合わせです。

このデュアルカメラにより、本体を大型化を避けつつ、1台でより高画質な広角撮影とより高倍率なズーム撮影を両立するというのです。


さらに、DJI Mavic 3 ProはUSB-Cポートからの直接充電に対応。現行モデルは本体に充電機能がありませんでしたが、3 Proは充電時にバッテリーを取り外す必要がなくなります。

また飛行時間も、Mavic 2シリーズの最大31分間から最大46分間に延長されています。

さらに上位モデルとして「DJI Mavic 3 Cine」が用意されており、こちらは内蔵SSDや高速データ転送が可能な「1Gbps Lightspeed Data Cable」が同梱されるとのこと。またディスプレイ搭載コントローラーも刷新され、動画転送距離が10kmから15kmへと延長されます。


今回の情報によれば、DJI Mavic 3 Proの価格は1600ドル(約18万円)と、DJI Mavic 2 Proと同等になるとのこと。これだけのアップグレードがありながら値上げがないとは、少々驚きです。

上位機となるDJI Mavic 3 Cineの価格は判明していませんが、約1000ドルほど高額になるようです。そして両モデルとも、11月15日の発売が伝えられています。


現状では、市場のほとんどのドローンは1基のみのカメラを搭載していますが、Mavic 3 Proが2カメラ搭載ということになれば、市場から大いに注目されることでしょう。

カメラの切り替え機構がどうなるのかなど気になるところの多いモデルだけに、ぜひその実機を見てみたいものです。

Source: Drone DJ

Via: The Verge