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NTTドコモは、電子決済サービス「ドコモ口座」の機能を「d払いアプリ」に結合します。2021年10月25日にd払い残高へ名称を変更し、ドコモ口座アプリ・サービスサイトの提供を終了します。

ドコモ口座のサービスは2011年に始まり、連携した銀行口座やコンビニなどから入金することで、ECサイトでの支払いやユーザー同士で送金ができるのが主な特徴。いわばネット上のお財布のようなイメージです。

ドコモ口座をめぐっては、2020年には何者かが被害者の銀行口座番号やキャッシュカードの暗証番号などを不正に入手し、ドコモ口座経由で預金を引き出す事態が相次ぎました。ドコモ口座と銀行ともに本人確認の甘さという穴を突かれ、知らないうちに預金がなくなるという被害が拡大してしまいました。

問題の発覚を受け、ドコモ口座だけでなく同様のサービスを提供する各社も、オンライン本人確認eKYCなどの不正利用対策を強化しました。

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▲ NTTドコモが2020年9月10日に開いた緊急会見より。不正チャージの流れを説明していた


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なお、ドコモ口座の機能をd払いアプリに結合する理由について、サービスを提供するNTTドコモは、「d払いに機能を一本化し、わかりやすくするため」と説明しています。

結合後も残る機能としては、ドコモ口座残高を携帯電話料金の支払いに充当する機能のみ。入金額を携帯電話料金請求に合算できる機能、Visaブランド付きプリペイド対応のECサイトで買い物ができる機能は終了します。

NTTドコモは「d払い」アプリを使えない人や、終了予定の機能のみを使っている人に対して、サービス終了までに残高を使い切るよう呼びかけています。


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