「ドコモ口座」不正利用で対策強化、eKYCやSMS認証導入へ 口座登録は当面停止

補償は「銀行と連携し真摯に対応」

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2020年09月9日, 午後 11:04 in docomo
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七十七銀行など、複数の銀行でドコモ口座を利用した不正利用が発生していることを受け、NTTドコモは9月10日から「ドコモ口座」における銀行口座(全35行)の新規登録を当面停止すると発表しました。

再開時期については、本人確認をeKYC(オンライン本人確認システム)で確実に行う対策を講じたうえで検討します。また、SMS認証も導入し、さらなるセキュリティ強化を目指すとしています。補償についても銀行と連携し、真摯に対応するとしています。

「ドコモ口座」をめぐっては、七十七銀行・中国銀行・東邦銀行・鳥取銀行・滋賀銀行・大垣共立銀行・紀陽銀行・みちのく銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行の一部の預金口座から、「ドコモ口座」を経由して預金が不正に引き出されていたことが発覚。NTTドコモは『第三者が銀行口座やキャッシュカードの暗証番号等を不正に入手し、ドコモ口座に銀行口座を新規に登録することで発生しておりました』と述べています。

なお「ドコモ口座」は本人確認なしで口座を作り放題である点。そして、不正利用が発覚した銀行の預金口座は、口座番号と暗証番号を入力すれば、ワンタイムパスワードや二段階認証なしでドコモ口座と連携できる点などから、ドコモ口座と地銀双方のセキュリティの不備を指摘する声もあります。

また、暗証番号と口座番号が不正取得された理由については、フィッシング詐欺のほか、4桁の暗証番号を固定して、口座番号を総当りする「リバースブルートフォース」という手段が用いられた可能性も指摘されています。

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Source:NTTドコモ

 
 
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