Kanye West
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カニエ・ウェストという名前を ”Ye” に変えたいとの請願を裁判所に申し立ててまたもや世間から注目されているカニエ・ウェストが、新作アルバム『DONDA』のリリースに先駆け、8月24日に謎のガジェット「DONDA Stem Player」を発表しました。


このメイク用コンパクトのようなデバイスは、アルバム『DONDA』に収録されている楽曲の、ヴォーカルやドラムス、ベース、サンプリングなどパートごとの音声データ(Stemと呼ばれる)を収録しており、それらを自由に組み合わせてエフェクトを追加し、オリジナルのループを作ったりそれをSNSにシェアしたりできるとのこと。

シリコンラバーで覆われていて柔らかな手触りの上面には十字型のLEDインジケーターを搭載しており、どうやらタッチ操作で音声サンプルをあれこれいじくり回していれば、なんとなくそんな雰囲気の楽曲(?)ができあがるという仕組みのようです。

本体にはスピーカーを内蔵しているほか、3.5mmイヤホン端子を使っての音声編集も可能。Bluetooth機能についてはワイヤレス再生のためなのか、作成した音楽データを伝送するためのものか(あるいはその両方)は記載がありません。

また紹介動画を見たところ、使用する楽曲は別に用意したデータをMac(PCも?)から流し込むこともできる模様です。


音声編集はロスレスで行うことができ、またサポートする音声形式も.AIFF .AIF .FLAC .M4A .MP3 .WAV .WAVE .AAC .ALAC .MP4と多彩。ただ、本体ストレージは8GBしかないため、ロスレスフォーマットで夢中になって楽曲を作っていると、わりとすぐに容量いっぱいになってしまうかもしれません。

DONDA Stem Playerの価格は200ドルで、ウェブサイトからお一人様3個まで予約注文が可能。発送時期は「2021年夏」とだけ記されています。残念ながら8月26日現在、注文が可能なのは米国と英国だけとなっています。


ちなみに、アルバム『DONDA』のリリース日は、当初は2020年7月と発表されていました。ところがその後カニエ自身のアメリカ大統領選出馬発言や妻のキム・カーダシアンが離婚届を提出するといったゴタゴタもあってリリース時期が見えなくなり、今年3月になってようやく再び作品を仕上げにかかってていることが伝えられました。

そしてカニエは、アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで『DONDA』のリスニングパーティを7月22日に開催すること、さらに翌23日にアルバムをリリースすることを発表しファンを歓喜させました。


ところが22日のリスニングパーティ後、カニエは「ファンから刺激を受けた」として再度ミックスをやり直すと宣言し、リリースを8月6日に延期。その後も15日、20日、27日とまるで逃げ水のような状態になりました。

この記事執筆時点でのリリース日は、Apple Musicのページで確認したところ9月3日と記されています。もうそろそろ忍耐強さには定評ある ” Ye ” ファンも「DONDAけ延ばすねん」とツッコんで良い頃合いかもしれません。


Source:Kanye West