世界初となる「水空合体ドローン」をKDDI・KDDI総合研究所・プロドローンの3社が開発しました。ダム・港湾設備点検や水産漁場監視における省人化・安全確保を目的に、2022年度の商用化を目指します。

「水空合体ドローン」は、インフラ点検に用いる「水中ドローン」のいわば母艦となるドローンです。点検場所の沖合まで飛行した後に着水し、水中ドローン(子機)を分離。点検が終了すると子機を回収し、陸地へと帰還します。

従来、水中ドローンで海中を調査する場合、沖合まで船を出して水中ドローンを投下する必要がありました。同ドローンを使えば、陸地からの遠隔操作で済むため、点検作業が格段に効率化します。

また、KDDIのモバイルネットワークに接続しており、かつ子機である水中ドローンとはケーブルで繋がっているため、水中の映像をリアルタイムで操作者へ伝送可能。水中の子機の位置をKDDI総合研究所独自の音響計測技術で正確に測定することもできます。

飛行・着水・分離・潜航・浮上・回収・帰還といった一連の動作はKDDIが開発した「スマートドローンプラットフォーム」を活用しています。

今後の実用化に向けた課題について担当者は「水中ドローンの遠隔操作」を挙げ、今後操作性を洗練させ、2022年度の商用化を目指す方針です。

KDDIは「水空合体ドローン」を幕張メッセで6月14日〜16日に開催される「ジャパン・ドローン2021」の自社ブースに展示します。展示内容は公式ページもご覧ください。

Source:KDDI