Dropbox
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Dropboxは3月16日(現地時間)、有料ユーザー向けのパスワードマネージャー機能「Dropbox Passwords」を4月上旬から無料ユーザーにも提供すると発表しました。ただし、保存できるパスワードは50個までに制限されます。

Dropbox Passwordsは2020年8月から提供されている機能で、いわゆるパスワードマネージャです。各サービスやウェブサイトのアカウント毎にパスワードを保存でき、また推測しにくいパスワードの生成機能も備えます。本人確認にゼロ知識暗号化(zero-knowledge encryption)を利用しており、他のパスワードマネージャーのようにマスターパスワードを必要としないのが特徴です。

有料プランで利用出来るDropbox Passwordsには、保存件数などの制限はありませんが、無料プランで提供される際には、パスワードを同期できるデバイスは3台まで、保存も50件までの制限が付きます。

すべてのサイトやサービスで異なるパスワードを利用する場合、50件では足りなくなる可能性が高いですが、有料プランへ誘導するためのお試し機能的な意味合いが強そうです。パスワードマネージャに関しては、人気パスワードマネージャのLastPassが3月16日以降、利用出来るのは1つのデバイスタイプのみという制限を導入しており、Dropboxの発表はこれに合わせた可能性もありそうです。

最近はChromeやSafari、Firefoxなどの各ブラウザにもパスワード管理機能は搭載されており、パスワードの漏洩チェックなども行えます。パスワード管理のために別アプリを利用する必要性も薄れてきていますが、Dropboxを利用するついでにパスワード管理も行えるのであれば、試してみる価値はありそうです。

Source: Dropbox