Mazda
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マツダが、ロータリーエンジンのローターをモチーフとしたロゴマークと、3つの文字列「e-SKYACTIV R-EV」「e-SKYACTIV R-HEV」「e-SKYACTIV R-Energy」を商標出願しています。マツダはここ最近、これ以外にもいくつかロータリーエンジンに関連する動きを見せており、ロータリーエンジン復活が近づいているように感じられます。

8月上旬、マツダは2015年にコンセプトが発表されたロータリースポーツカー「RX-Vision」にも似た低くワイドなクーペボディのアルミフレーム構造などを特許申請しているのが見つかっています。この図面には48Vシステムとリアトランスアクスルを備えた後輪駆動レイアウトも描かれており、前輪にインホイールモーターを搭載、後輪はエンジン駆動のハイブリッドeスポーツクーペではないかとも言われていました。また、マツダが水素を燃料とするロータリーエンジンを開発しているとの噂も定期的にあがっています。

そして、今回(8月中旬)商標出願が確認されたのが、ローターの形状がそのままに“e"の文字にも見えるロゴマークと「e-SKYACTIV R」を含むいくつかの文字列。e-SKYACTIVはマツダの電動化技術を総称するもので、現在はマイルドハイブリッドシステムを搭載するMAZDA3、CX-30、MX-30(EVモデル含む)がe-SKYACTIV搭載車として紹介されています。

ただ、今回出願された文字列は、2020年にマツダが発表したxEV技術に関連する名称である可能性が高そうです。xEVは小型のロータリーエンジンを用いてレンジエクステンデッドEV、シリーズハイブリッド、マイルドハイブリッドどれにでも対応可能なコンパクトハイブリッドパワートレインを構築する技術で、これら3種類が(どれがどれに当たるかは断定できないものの)今回の商標出願の3つの文字列にそれぞれ当てはめられていると考えても違和感はありません。

マツダは6月にも「R」をモチーフとした別のロゴマークを商標出願していました。こちらはロータリーエンジン搭載のパフォーマンスカーに関するものとの見方が有力と言われていますが、RV-Visionをベースとする車に関するものとしては少々イメージが違うような気もします。

マツダは最近、ウェブサイトのCLASSIC MAZDAストーリーのページで3回にわたるロータリーエンジンに関する特集を公開しています。そこでは13B型ロータリーエンジンを製造するマツダ第2パワートレイン製造部がいまも日々稼働していることを伝えており、やはりまだまだロータリーエンジンが健在なところを印象づけようとしているように思えます。

もちろん、出願された商標が必ずしも商品として市場に出てくるわけではなく、そのままお蔵入りしていく可能性もあることは忘れてはいけません。それでも、火のないところに煙は立たないものです。近い将来、この煙がさらに色濃くなり、ロータリーエンジン復活の狼煙になることを期待せずにはいられません。

Source:商標ウォッチ

via:Autoblog