FUERSTENWALDE, GERMANY - SEPTEMBER 03: Tesla head Elon Musk talks to the press as he arrives to have a look at the construction site of the new Tesla Gigafactory near Berlin on September 03, 2020 near Gruenheide, Germany. Musk is currently in Germany where he met with vaccine maker CureVac on Tuesday, with which Tesla has a cooperation to build devices for producing RNA vaccines, as well as German Economy Minister Peter Altmaier yesterday. (Photo by Maja Hitij/Getty Images)
Maja Hitij via Getty Images

米EV(電気自動車)大手テスラのイーロン・マスクCEOはTwitterにて、かつてアップルにテスラ買収を打診したことを明かしています。

23日(米現地時間)のツイートによると、モデル3のプログラムが最悪だった頃、アップルのティム・クックCEOにアップルがテスラ(現在の10分の1の価値)を買収する可能性を話し合おうと連絡したとのこと。しかしクック氏は会ってもくれなかったと述べています。

なぜマスク氏が唐突にこんな思い出話を始めたのかといえば、アップルが独自開発中というアップルカー(仮)の噂が相次ぎ、テスラ株が急速に下落したためかもしれません。このツイートに先立ち、米Reutersがアップルカーがモノセル電池など「画期的なバッテリー技術」を採用して早ければ2024年に生産を開始するかもしれないと報じていました

マスク氏は別のツイートで、こうしたアップルカーの噂は「本当なら奇妙」であり、モノセル設計は「電気化学的に不可能だ」とコメントしています。

アップルが自動運転技術プロジェクト「Project Titan」に取り組み始めて以来、テスラとは対立関係にあり、互いに技術者を引き抜き合っていることが知られています。2018年8月にはテスラの技術統括VPだったダグ・フィールド氏がアップルに迎え入れられていますが、かたやマスク氏はアップルを「元テスラ社員の墓場」(テスラでやっていけない場合にアップルに転職する)だと呼んでいました。

今回のアップルカー報道に関し、大手金融機関モルガン・スタンレーのアナリストは、アップルのようなハイテク大手はテスラにとって既存の自動車メーカーよりも「はるかに手強い」競争相手になると分析しています。これまで歯牙にもかけなかったアップルのEV技術が大きな脅威となる可能性を帯びてきたことを、マスク氏も意識し始めたのかもしれません。

Source:Elon Musk(Twitter)

Via:MacRumors