Hannibal Hanschke / reuters
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テスラCEOのイーロン・マスクが、米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で自身の役職を「テクノキング・オブ・テスラ」に変更したことが明らかになりました。また財務担当取締役のザック・カークホーン氏は最高財務責任者(CFO)から「マスター・オブ・コイン」に変わりました。

わざわざSECにこのような役職名変更の書類を出したところで、なにか意味があるかといえば何もない模様。マスク氏とカークホーン氏は現在もCEO、CFOとしてそれぞれの職務に就いています。

テスラは先週、フリーモントの工場で2020年12月までに450件以上の新型コロナ感染報告が出ていたことが明らかになったばかり。またテスラの投資家が、マスク氏とSECの間で取り交わされた訴訟の和解条件にもかかわらず「相変わらずTwitterで必要な確認も得ず、奇矯な発言を繰り返し、株主に損害を与えている」としてマスク氏とテスラを相手に訴訟を起こしています

マスク氏一流のセンスなのか、このCEOはときどき(いや頻繁に?)常識はずれというか、悪戯じみたことを好んでやることで知られ、その内容もTwitterで企業や機関、はたまた少年サッカーチーム救出のダイバーを愚弄したり、(テスラではないものの)突然火炎放射器を作って売ってみたりと多岐にわたります。

もちろんそれを見て喜ぶファンも大勢いるわけですが、最近のような状況でのおふざけともとれる役職変更は、(大量購入した暗号通貨が高騰して浮かれる気持ちもわからなくはないものの)真面目な投資家や感染に怯えつつ働く従業員からは不興を買いそうな気もしないでもありません。

Source:SEC
via:The Verge