ラーメンYouTuber「SUSURU」が日清食品の出前ラーメン絶賛、「フードテック祭り」レポート

RAMEN EX、配達エリアを広げて……

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年09月7日, 午後 09:30 in food
0シェア
FacebookTwitter
Engadget foodtech

最近耳にすることが多くなった「フードテック」というキーワード。食(フード)と最新技術(テクノロジー)を融合することで、さまざまな新しい食品や調理方法を解決し、食に関する問題や、新たな可能性を探る技術のことです。そんなフードテックから生まれた新しい食品をいくつかピックアップし、実際に試食してその感想を披露する「フードテック祭り」を9月4日に配信しました。

試食して頂いたのは、「毎日ラーメン健康生活」として、毎日ラーメンをすする動画を配信しているYouTuberのSUSURUさんと、Engadget編集部の矢崎編集長。それぞれの食品を5段階で評価していただきました。

Engadget foodtech
▲左からEngadget編集部の田沢、矢崎編集長、SUSURUさん

最先端の出前ラーメン RAMEN EX

1つめは、日清食品が開発した最先端の出前ラーメン「RAMEN EX」。「お店の味を自宅で!」をコンセプトに、日清食品の技術で「一風堂」「すみれ」「ますたに」「無鉄砲」といった有名店のラーメンの味を再現するデリバリー食品で、Uber Eatsと出前館で利用できます(東京、大阪、博多の一部地域限定)。なお、日清食品オリジナルの「豚天国」も用意されています。

Engadget foodtech
Engadget Japan

出前のラーメンというと麺が伸びてしまったり、スープが冷めてしまったりということが往々にしてありますが、それを日清食品の技術により克服。麺が伸びずにゆでたての食感を再現したり、配達時にこぼれないよう、スープをできるだけ液状化させないなど、即席麺と冷凍食品、チルド食品の技術が詰まっているとのこと。あらゆる技術を1つに集約する様は、まるでスマートフォンのようだと編集部田沢は評していました。

Engadget foodtech
▲「ラーメンはスマホ」

実際に試食したところ、その完成度に全員が絶賛。とくに油の感じがよく、本当にお店でたべているようだとのことでした。

Engadget foodtech
▲SUSURUさんが試食したのは、すみれの札幌濃厚味噌ラーメン。味を再現するために、200回以上試作が行われたとのこと
Engadget foodtech
▲矢崎編集長は、日清食品オリジナルの「豚天国」を試食。日清食品のラーメン好き社員がこだわり抜いた一杯とのこと

2人の評価は、どちらも5段階中の5で満点。ちなみに評価は何花火という形で発表され、今回の場合は合計10花火となりました。

Engadget foodtech
▲写真の花火がどこの花火大会なのかを当てるクイズも出題。正解は動画で確認してみてください

関連リンク:RAMEN EX

おいしい完全栄養食 「All-in NOODLES」「All-in PASTA」

続いても日清食品の製品ですが、完全栄養食のAll-inシリーズを試食。

Engadget foodtech
Engadget Japan

とかく栄養が偏ったり、不足したりしがちな現代人。すべての栄養をバランス良く食すのはなかなか難しいものです。そこで、1食に必要な栄養素が詰まった完全栄養食が登場してきたのですが、多くの栄養素を含むため、良薬口に苦しではありませんが、味が二の次になってしまうことも。

そんな完全栄養食をおいしく食べられるよう、日清食品はビタミンやミネラルなど、茹でると失われやすい栄養素を麺の中心部に閉じ込め、外側を味や食感を生み出す小麦ペーストでコーティングする「栄養ホールドプレス製法」を開発しました。

Engadget foodtech

SUSURUさんは、All-in NOODLESの「卵黄だれとラー油をきかせたコク旨油そば」を試食。麺の食感もパサパサしておらず、しっかりとしたコシを感じられ、普通にいけてしまうとのことでした。

Engadget Foodtech
▲1食で1日の3分の1の栄養を摂取可能

矢崎編集長は「ごま香る濃厚坦々まぜそば」を試食。こちらも意外とコシがあるとのことで、やはり麺に対する評価は高めです。ただ、ちょっとヘルシーな味との感想も。

Engadget Foodtech
▲食感はいいものの、香りが物足りない気がするとのこと

評価としては、SUSURUさんが3花火、矢崎編集長は2花火で合計5花火。RAMEN EXよりも辛口評価になりましたが、他の完全栄養食と比べると、かなりおいしいとのことでした。

Engadget Foodtech
▲合計5花火という評価

関連:All-in シリーズ

フェイクミートで焼き肉「ネクスト焼き肉」

3つめはフェイクミート、いわゆる代用肉というやつです。

Engadget Foodtech
Engadget Japan

近年は人口増加による食糧不足や、多様な食生活に対応するため、代用肉の需要が高まっています。本紙でもImpossible Burgerの話題は度々登場していますが、他にもマクドナルドやKFCなども代用肉の分野に参入しています。

Engadget Foodtech
▲米KFCの偽チキン

また、2021年には、本物の肉のような見た目や食感、風味を再現できる3D肉プリンターも登場予定です。

Engadget Foodtech
▲3D肉プリンター

そんな代用肉が盛んなのは米国など海外ですが、日本でも古くから、精進料理などでは大豆を使った代用肉が食されていました。そして、あらたにネクストミーツが発売したのが、焼き肉向け代用肉のカルビ 1.0とハラミ 1.0です。植物性タンパク質(大豆)を減量とした焼き肉用プラントペース食品は、世界初の試みだそうです。

Engadget Foodtech
Engadget Japan

試食した感想としては、普通に肉。食感や油の感じも肉と変わらず、何も言われずに出されたら、肉だと思ってしまうとのこと。

Engadget Foodtech

いまは1.0ですが、これが2.0になったらどうなってしまうのか……というのが共通した感想でした。ちなみに、9月末にはレトルト牛丼のネクスト牛丼1.2も発売も予定されています。

評価としては、2人とも3花火の合計6花火でした。

Engadget Foodtech
▲建物が映っていないので、これを当てるのは難しい……

関連:NEXT MEATS

昆虫食スイーツ「シルクフード」

最後はデザートと言うことで、昆虫食を使ったスイーツです。

Engadget Foodtech
Engadget Japan

昆虫食は、先ほどの代用肉と同様、タンパク質の補給源として費用対効果が高いことから注目が集まっています。

これまで昆虫食と言えばコオロギがメジャーでしたが、今回は蚕を利用した昆虫食です。コオロギはいかにも昆虫感がある味になってしまうのに対し、蚕のさなぎは昆虫感が少なく、ナッツと同じ味わいになのだとか。その蚕のさなぎを粉末にしたり、ペーストにしたりして料理に利用するのがシルクフードです。

ハンバーガーやピザなどがありますが、今回はシフォンケーキを試食します。なお、シルクフードは、京都大学との共同研究で、50種類を超える機能性成分が含まれているそうです。

SUSURUさんの感想は、食感もふわふわでほんのり甘め。普通においしいシフォンケーキだとのことです。

Engadget Foodtech
Engadget Japan

矢崎編集長は、若干粉っぽさが残るのは気になるものの、普通のシフォンケーキとほとんど変わらないとのことでした。

Engadget Foodtech
Engadget Japan

このシルクフードの評価は、SUSURUさんが4花火、矢崎編集長は3花火。合計7花火。

Engadget Foodtech
▲最後は特徴的な建物が映っているので、わかりやすい、かも

昆虫食の今後に期待

4つの試食を終えての感想として、SUSURUさんは最初にたべたRAMEN EXはもちろんのこと、最後のシルクフードが予想以上においしくて驚いたそうです。昆虫食は敬遠していたものの、まだまだ可能性がありそうで、今後が楽しみだとおしゃっていました。

編集長もRAMEN EXを高評価。別格過ぎて、もしあればなければすべて2花火ずつ評価が上がっただろうとも。

Engadget Foodtech
Engadget Japan

また、昆虫食についても、テクノロジー業界が注目していることもあり、もっと日常的になっていくだろうとのことでした。

今回のイベントについては、Engadgetの公式アカウントでもツイートを行っているので、合わせてご覧いただければと思います。

TechCrunch Disrupt 2020のお知らせ

最後に兄弟メディアのTechCrunchからのお知らせ。TechCrunchが毎年行っているイベントDisruptが今年は9月15日(日本時間)に開催されます。例年、オフラインでのリアルイベントとして開催されているのですが、今年はオンライン開催になるとのこと。このため、日本からも参加しやすくなっています。

また、チケット代は3000ドルほどしていたのですが、今年はオンラインになったために345ドルと10分の1に。9月8日15:59までは、245ドルで購入できるそうです。

詳細はTechCrunchのサイトでご確認ください。

 
 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: food, Foodtech, news, gear
0シェア
FacebookTwitter