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iPhone 12、iPhone 12 Proの発売日である10月23日にEngadgetがライブイベントを開催しました。

4機種の比較や実機のインプレッション、メーカーによるiPhone 12シリーズを便利に使えるアイテムの紹介などもあり、iPhone 12シリーズの購入を考えている人には参考になったのではないかと思います。

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▲登壇者は左から矢崎飛鳥編集長、司会の弓月ひろみさん、ライターの本田雅一さん。

iPhoneラインアップを振り返り

まずは、発売当日の表参道のAppleストアの様子を確認しつつ、iPhone 12シリーズのラインナップを振り返ります。

例年、iPhoneの発売日には徹夜組も含め長蛇の列となるAppleストアですが、今年は新型コロナウイルス感染症対策のこともあり、徹夜などの待機列はなし。予約時に指定された時間に受け取るという形だったこともあり、ほとんど混雑・混乱はなかったようです。

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続いて、10月13日深夜に行われた発表イベントを振り返ります。イベントでは、iPhone以外にHomePod miniも発表されましたが、これについては、実際に出てみないと分からないと本田さん。

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▲カエルンさんによるグラフィックレコーディングで発表イベントを振り返り

既存の大きい方のHomePodは、音質うんぬんを抜きして、日本の家屋(のサイズ)にはあっていなかったのではないかというのが矢崎編集長を含め共通の意見のようです。その点、HomePod miniは、小さく、そして安くなったということで、注目はされているようです。


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そしてiPhone 12シリーズです。iPhone 12 Proはステンレス、iPhone 12はアルミ筐体ですが、Proのほうは質感がすばらしいとのこと。

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▲iPhone 12(左)とiPhone 12 Pro(右)

側面がフラットになった感じは、懐かしさも感じるそうです。

そしてサイズ比較。まだiPhone 12 Pro MaxとiPhone 12 miniは未発売のため、この2機種についてはモックです。なおiPhone 12とIPhone 12 Proは同一サイズなので12 Proのみを使用。代わりにiPhone SE(第1世代と第2世代)を加えた5台を並べています。

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▲左からiPhone 12 Pro Max、iPhone 12 Pro、iPhone 12 mini、iPhone SE(第1世代)、iPhone SE(第2世代)

MagSafeもiPhone 12の大きな特徴です。マグネットで強力に貼り付くので、寝ている間にずれてしまって充電出来ていなかったということは防げそうです。

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▲MagSafeの充電アニメーション。筐体カラーにより色が違うとか

iPhone 12その実力は?

ここまで見てきたiPhone 12とiPhone 12 Proですが、実際のところ何が違うのかという点について、簡単にまとめた話もありました。

先にも挙がっていた質感の違いのですが、iPhone 12のアルミニウムとiPhone 12 Proのステンレススチールでは、質感は全く違うとのこと。ただ、iPhone 12がチープなのではなく、こちらも十分に高品位。それに対して、iPhone 12 Proがもうランク上の印象のようです。

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スペック的なところでは、実は両者の最大輝度は異なっており、iPhone 12が最大650nitでiPhone 12 Proは800nit。ただ、その違いはほとんど気にならないそうです。

そして、違いとしてもっともわかりやすいカメラですが、iPhone 12 Proに載っているLiDARスキャナは、明るい場所では使われていないのだとか。ナイトポートレートや夜間のAFが速くなるなどのメリットはあるものの、現状ではそこまで気にする必要はないのかもしれません。

iPhone 12のカメラに迫る

そのカメラについても、実際に作例を交えつつ、iPhone 12とiPhone 12 Pro、iPhone 11 Proなどとの比較も紹介されました。

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iPhone 12のカメラは、被写体毎に異なる露出で現像されるとのこと。それがいいという人と悪いという人で意見は分かれるようですが、上図のような被写体でも、カラフルな傘と背景とが適切な露出で撮影できるようになっているようです。

また、HDRが3.0になり、特に空の写りが良くなっているとのこと。逆光や夕暮れなどにも強くなっているそうです。

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正しいか正しくないかは別として、より自然な見た目に近かったiPhone 11 Proに対して、好ましい感じに映るようになっていると評価されていました。

iPhone 12のカメラ性能については、本田さんが作例を交えて記事で詳しくレビューしているので、そちらもあわせてご覧ください。


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Apple新製品インプレ

最後はiPhone 12から離れて、9月16日に発表されたApple Watch Series 6とiPad Airについて。登壇された3人は全員Apple Watchを利用されていましたが、機能の進化よりも同時に登場したソロループの使い心地を絶賛されていました。

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ちなみに、ブレイデッドソロループは、シンプルなソロループと比べて濡れたときの乾きはやや遅めだそうです。なので、冬場はあまり濡らさないほうがいいかもしれないとの感想を持たれていました。

そして、iPhone 12と同時に発売となったiPad Air。性能的には申し分なく、iPad Proでなくとも十分に使えるものになっているとのこと。

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Face IDではなく、Touch IDを搭載したことについては、意見が分かれていましたが、次のiPad Proには両方搭載される可能性もあるのかもしれません。


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メーカーによる製品紹介

今回のイベントでは各メーカーによる製品PRも行われました。いずれもiPhoneシリーズを使う上で便利な物ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

■トリニティ

スマートフォン向けの各種アクセサリを手がけるトリニティからは、貼るのを失敗する方が難しいと豪語する抗菌仕様の保護ガラス「ZERO GLASS」の紹介がありました。

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コロナ禍ということもあり、注目度が増している抗菌仕様。スマートフォン向け製品にもいくつかありますが、そのほとんどは表面に抗菌コーティングしているもので、時間経過とともに効果が失われるのだとか。しかし、トリニティのZERO GLASSは、イオン交換方式によりガラス素材そのものが抗菌仕様に。その効果は半永久的で、SIAA(抗菌製品技術協議会)の制定するSIAAマークも掲げています。

また、貼り付けに関しては、位置合わせの治具もあり、誰でも失敗なく、3ステップで簡単に貼り付けられるとのこと。ガラスシートは位置合わせが難しくて苦手という人でも安心して使えそうです。



■坂本ラヂヲ

坂本ラヂヲからはシュランケンカーフを使ったGRAMASのブックタイプカバーを紹介。

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ケースの角がiPhoneよりも外側にあるため、どの角度から落としてもiPhone本体がぶつかることはないとのこと。また、頻繁に手にする物だけに、手触りがよく耐久性もあるシュランケンカーフが最適だとしていました。

iPhone 12には、Apple純正の手帳タイプケースがないので、このタイプを愛用していた人には選択肢としては良さそうです。



■ディーフ

ディーフからは、アラミド繊維を使った超軽量ケース「DURO」のiPhone 12シリーズ対応モデルが紹介されました。

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使用しているのは、デュポン社のケブラー。同じ重さの鋼鉄と比べ、5倍の強度を誇るとのこと。耐衝撃があるほか振動にも強く、さらにカーボン繊維とは違い電磁波を透過するので、5G通信も問題なく利用出来きます。

非常に薄く軽量なので、ケースを付けたいけど大きくしたくないという人にはぴったりです。なお、薄いため、非公式ながら装着しままでもMagSafeが利用できるとのこと。メーカーとして、現在、ちゃんと検証しているそうです。



■オウルテック

オウルテックからは、PD18Wに対応したモバイルバッテリー「OWL-LPB10015」の紹介。

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1万mAhのモバイルバッテリーで、PD18W対応のものとしては最小・最軽量クラス。その重さは約172gで、のりたま3袋、ワンタンスープ4つ分、350ml缶ビール半分くらいの重さと同じだそうです。

ポートはUSB Type-CとType-Aが1ポートずつ。Bluetoothイヤホンなど、入力電流が小さくないと正しく充電出来ない機器も最適に充電できる定電流モードを備えるのが特徴です。



■ベルキン

ベルキンからは、ワイヤレスチャージャー搭載のスマートスピーカーSOUNDFORM ELITEが登場。本当は、Appleの発表会でも紹介された、MagSafe対応のアクセサリを紹介したかったとのことですが、こちらは今冬発売ということでもうしばらく待つ必要があるようです。

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SOUNDFORM ELITEは、フランスの高級オーディオメーカーDevialet社の音響技術を搭載。SAM(SPEAKER ACTIVE MATCHIN)は、音源の波形と出力する波形をマッチさせ、よりリアルなサウンドサポート。両サイドにウーファーを配置したダブルサイドウーファーシステムのPUSH-PUSHにより、本体の無駄な振動を抑え、クリアなサウンドを再現できるとしています。

また、最大10WのQIワイヤレス充電機能を搭載しており、スマートフォンの充電も可能。Googleアシスタント対応のスマートスピーカーとしても利用出来ます。



■Anker

Anker Japanが紹介するのは、PowerPort III Nano 20W。

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20W出力に対応しつつ、従来のiPhoneの5W充電器と同等サイズという小ささが特徴です。かなりの人気となっているようで、AmazonのAC充電器ランキングでは1位になっているとのことでした。



イベント配信ではTwitterでのプレゼント企画も行われていましたが、本記事掲載時には終了しているのでご注意ください。

10月23日はiPhone 12祭りの第1弾。11月には大きなサイズのiPhone 12 Pro Maxと小さなiPhone 12 miniが発売となり、4機種が出揃うことになります。

Engadget日本語版では、ライブイベントやレビュー記事などを掲載していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

イベントの模様をグラフィックレコーダーのカエルンさんにまとめて頂きましたのでコチラも合わせて御覧ください。

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