EpicやSpotify等、アップルやGoogleにアプリストア改善を求める連合結成

「App Storeポリシーは刑務所」と批判

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年09月25日, 午後 02:30 in Epic Games
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Daniel Ek, CEO of Swedish music streaming service Spotify, gestures as he makes a speech at a press conference in Tokyo on September 29, 2016.  Spotify kicked off its services in Japan on September 29. / AFP / TORU YAMANAKA        (Photo credit should read TORU YAMANAKA/AFP via Getty Images)
AFP via Getty Images

Epic GamesやSpotify、Tileを含む複数の企業が、アップルやGoogleなどにアプリストアのルールを改善するよう求める「The Coalition for App Fairness」(アプリ公平連合)を結成したと発表しました。

本組織は、「アップルが消費者に税金を課税し、技術革新を押し潰している」と批判。その上で自らを「アプリエコシステム全体で選択の自由と公正な競争を提唱するために業界をリードする企業により設立された、独立の非営利団体」と説明しています。

冒頭に挙げた3つの企業は、いずれもアップルやGoogleに対してすでに何らかのアクションを起こしている存在です。

まずEpicはiOS版フォートナイトをApp Storeガイドライン違反の直接購入オプションを追加したことで削除された件をめぐり、アップルと訴訟中。SpotifyはApp Storeで30%もの手数料を徴収している行為が公平な競争を阻害しているとして欧州委員会に提訴しており、忘れ物防止タグのTileもアップルが自社製品の機能を阻害しているとして競争法違反の調査をするよう申し立てをしていました。

同組織はワシントンD.Cやブリュッセルに拠点を置き(どちらも政府の主要機関があり法整備に重要な場所)、法律や規制の変更により是正をめざす重要問題は3つ。すなわち「反競争的なポリシー」、「30%のアプリ税」、「消費者の(アプリストアを選ぶ)自由の喪失」とされています。アップルは特に名指しされ、「App Storeのポリシーは消費者が支払いを求められ、開発者が逃れられない刑務所だ」とまで言われています。

それら問題を解決すべく、アプリストアに対して10個の原則を要求。主だったものとしては「独占的なアプリストアを使用するよう強いられるきではない」「すべての開発者は常にアプリストアにアクセスできるようにすべき」「すべての開発者は常にアプリを通じてユーザーと直接コミュニケーションできる権利を持つべき」「アプリストアの所有者やそのプラットフォームは、独自のアプリやサービスを自己PRしてはならない」「いかなる開発者も、不当、不合理、差別的な料金や収益シェアの支払いを要求されるべきではない」といった目標が掲げられています

これに先立つ8月中旬、EpicはSpotifyとアップル批判連合に関する予備的な会談を行い、複数のハイテク企業とも非公式な話し合いをしているとの噂が報じられていました。その当時は表だって協調した行動を起こせば、そちらが競争違反と見なされる恐れがあるとの懸念も伝えられていましたが、どうにかまとまったもようです。

また同組織は、規模の大小を問わずあらゆるアプリ開発者にも参加を呼びかけています。唯一の資格要件は、App Storeに少なくとも1つのアプリを公開していること。この動きが大きなうねりとなるのか、アップルがどう反応するのか、今後の展開を見守りたいところです。

Source:Coalition for APP FAIRNESS

Via:MacRumors


 

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