EUが新型コロナウイルス接触追跡アプリの国家間連携テストを開始

まずは6か国で実施

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2020年09月15日, 午後 05:45 in coronavirus
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Two phones with the official Irish health service executive "Covid Tracker" contact tracing app installed on them as the government prepares to launch the app. PA Photo. Picture date: Tuesday July 7, 2020. See PA story IRISH Coronavirus. Photo credit should read: Niall Carson/PA Wire

2020年9月14日(現地時間)、欧州委員会は、EU各国の新型コロナウイルス接触追跡アプリを連携させ、相互運用するシステムのテストを開始しました。テストはチェコ、デンマーク、ドイツ、アイルランド、イタリア、ラトビアの6か国での実施となります。

日本でも利用者が増えている新型コロナウイルス接触確認アプリは、ドイツやイタリアなどEU圏内の各国でも導入が進められています。しかし、それぞれのアプリの互換性に問題があり、EU圏内での横断的なモニタリングができませんでした。

そのため、2020年7月31日に、欧州委員会が国家間で接触確認アプリの連携とデータの共有を提案し、ドイツのソフトウエア大手のSAP社に相互運用システムの開発を依頼。それから約1カ月半が経ち、システム運用のめどが立ったということで今回6か国でのテストが行われることとなりました。

今回のアプリ連携は、EU圏内という広い範囲内で接触追跡ができるようになるだけでなく、アプリがどの国でも利用可能になるというユーザーにとってうれしい利点もあります。例えば、イタリアの接触確認アプリをインストールしておけば、国境を超えてもシームレスに機能するので、旅行時などにいちいちその国のアプリをインストールしなくても済む、というわけです。

データは接触追跡に必要な情報だけを取得し、個人データが各国間で共有されることはないとしています。今回の6か国のテストで問題がなければ、10月には本格的な稼働がスタートする予定。利便性とコロナ感染を抑え込むということを考えると、今後は世界各国でアプリを連携、ということも起こるかもしれません。

Source:欧州委員会

 
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