新興EVメーカーLucid、テスラ置き去りにするバッテリー航続距離約832kmを記録

9月にオンライン発表、2021年デリバリー予定

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年08月12日, 午後 01:15 in lucid
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Lucid Motors
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テスラの高級EVセダンModel Sは、2か月前に航続距離402マイル(約647km)のLong Range Plusモデルを投入したばかりですが、そのModel SのライバルとなるべくLucid Motorsが発売予定のセダンLucid Airは、米国環境保護局(EPA)の燃費計測基準において、航続距離が当初発表されていた約400マイルを大きく超える517マイル(約832km)を記録しました。一般的なセダン車がこれほどの航続距離を当たり前に備えるようになれば、EVがガソリン車を置き換える転換点も予想より早く訪れるかもしれません。

Lucid Airはまだ量産に入る前の段階で、プロトタイプによる計測ではあるものの、メーカーとは独立した機関による燃費(電費)計測でのこの記録は、発売されたら購入を検討する人たちの背中を押す要因にもなりそうです。

Lucid MotorsのCEO兼CTOピーター・ローリンソン氏は初のプロトタイプを発表した数年前に約束した400マイルからいくつかの技術的なブレークスルーを達成し、バッテリーを小さくしつつ航続距離を延長するエネルギー効率を得ることができたとしています。

バッテリーが小さくなれば重量が軽くなるとともにコスト圧縮もでき、さらに車内スペースを大きく取れるなど良いことばかり。このバッテリー技術の改善にはLucidのバッテリー部門でフォーミュラEのサプライヤーでもあるAtievaの開発が貢献しました。

テスラModel Sがそうであるように、Lucid Airも(プロトタイプ段階ではあるものの)EVの特性を活かした強烈なパフォーマンスを発揮します。たとえばその出力は1000HPもあり、0-60mph加速は2.5秒という俊足。最高速度は200mph(約322km/h)という、F1マシン並みの速度を出すポテンシャルを秘めています。

またLiDARや32個のセンサーを搭載することでレベル3自動運転「DreamDrive」を実現します。本来の発表の場となるはずだった2020年のニューヨークモーターショー2020は新型コロナのパンデミックのせいで中止になってしまいましたが、Lucidは9月9日にオンラインでプレミア公開するイベントを準備中。そこで価格やオプション構成、内外装デザインなどの詳細が明らかになるはずです。

画像や動画を見る限りはなかなかに格好良いLucid Air、米国では2021年初頭にもデリバリーを開始する計画だとされています。

source : Lucid Motors

 
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