4コアi5にRAM8GB、IPSフルHD液晶で6万円。お買い得度抜群ノートがツクモから

“ヘビーユーザー向けドンキPC”と呼びたくなります

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2020年09月3日, 午後 09:40 in note pc
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PCや各種パーツの老舗販売店であり、昨今はオリジナルブランドのノートPCでも注目モデルを発売するツクモ(株式会社Project White)が、オリジナルブランドの14.1インチノートPC『eXcomputer N1400L500T/BK』を発売しました。

特徴は、お買い得度が全般的に上がっている昨今のノートPCにあっても、頭一つ抜けたコストパフォーマンスの高さです。

直販価格は5万9800円(税別)。この価格で、画面は14.1インチのフルHD IPS液晶、CPUはインテルの“Kaby Lake Refresh”『Core i5-8260U』(4コア8スレッド対応)、さらにRAMは8GB、ストレージは128GB SSD(シリアルATA接続)といった、ノートPCとして相応以上の性能水準が手に入ります。

ストレージは昨今の情勢では少なめであるものの、この価格帯でこれまで高レベルな基本パーツが揃っている(とくにCPU)ノートPCは、ショップブランドといえど決して多くはありません。


▲本体カラーはベーシックなブラック。昨今にあってはむしろ珍しくなりつつあります

本体サイズと重量は約332.5×223.5×21.8mm(幅×奥行×厚さ)/約1.5kgと、準モバイル機と呼べそうなレベル。ただしバッテリーは搭載するものの、駆動時間は非公開です。

▲拡張端子は一通りを搭載。USB端子もType-CとType-Aの双方を備えます

拡張端子は、USB 3.1 Gen1 Type-C(映像出力とUSB PD電源入力対応)を筆頭に、USB 3.0×2基やミニHDMI端子にマイクロSDカードスロットなど、こちらも一通りを搭載。欲を言えばType-Cがもう1基欲しいところで、またHDMIもフルサイズ端子が欲しいですが、実用にはほぼ不足ない水準と呼べそうです。

またRAMとSSDに関しては、公式スペックでSO-DIMM/M.2スロットでの搭載が明記されているのもポイント。注文時のカスタムが不可能な点は残念ですが、いざとなれば保証外を覚悟に、ユーザー側での増設もできそうです。

▲「ろ」キーがEnter下にあるのが惜しいですが、日本語キーボードはかなり素直な配列

さらに廉価ノートPCでは配列が乱れがちな日本語キーボードに関しても、ほぼ標準配列に近いレベルとなっています。

それゆえにズレている「ろ」キーが惜しいところですが、Enterキー周りなどはむしろ、昨今の海外メーカー製ノートPCの一部で見られる“強引に日本語化した配列”(US配列で横長となるキーを、日本語配列では2つのキーに分割するなど)よりも素直な印象です。

主な仕様は、

  • 本体サイズ……約332.5×223.5×21.8mm(幅×奥行×厚さ)

  • 本体重量……約1.5kg

  • ディスプレイ……14.1インチ/16:9、1920×1080 IPS液晶、ノングレア

  • CPU……インテル製Core i5-8260U (TDP15W、4コア8スレッド、基本クロック1.6GHz、ターボ時最高3.9GHz)

  • GPU……CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 620)

  • RAM……8GB/DDR4-2400(SO-DIMM×1基:空きスロットなし)

  • ストレージ......128GB SSD(シリアルATA接続、M.2形状)

  • バッテリー容量......未公開

  • USB端子......USB 3.1 Gen1 Type-C×1(USB PDと映像出力対応)、USB 3.0 Type-A×2

  • 映像端子……ミニHDMI(HDMI 1.4)

  • 拡張端子......電源入力(丸型)、マイクロSDカードスロット、3.5mmヘッドホンジャック

  • Wi-Fi......Wi-Fi 5(IEEE 802.11 ac、インテルDual Band Wireless-AC 3165)

  • 生体認証機能......なし

  • 標準搭載OS......Windows 10 Home 64bit版

  • ACアダプタ……専用端子(出力19V、40W)

  • といったところ。


▲「7~10万円クラスのビジネス向けノートPCで人気のある基本構成をほぼそのまま備えつつ、5万円台に価格を抑えた」とも呼べそうなモデルです

本体の素材や厚さ、また仕上げといったところで廉価機らしい箇所もありますが、そうした点を余裕で覆すほどの基本性能の高さが本機の魅力。

ともすれば「10万円以内では、イマドキのPCなのに2コア4スレッドCPUや4GB RAMのモデル構成となってしまう」モデルも存在する中で、ヘビーユーザー向けスタンダード構成に近い仕様の機種がゴッキュッパ……というのは、良い意味で驚く価格です。

昨今超低価格PCジャンルでは、ドン・キホーテの各種モデルが世代を重ねるごとに完成度を上げており、14インチノートPCの最新モデル『MUGAストイックPC3』では一定の実用性を備えたモデルとの評価も出てきています。

関連記事:

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しかし、その2ランクほど上となる5万円台のモデルでは、こうした性能底上げの動きは少なく、確かにいくつかお買い得なモデルはあっても、今でも「CPU性能は高いが、よく見ると液晶がTNタイプだった」とか「CPUはCore i系なれどCeleron、RAMは4GB」といったモデルも、それなりに存在するのが実情です。

そうした中で、ショップブランドといえどこれだけの基本性能を備えたモデルが出てくるというのは、個人的にも歓迎したいところ。こうした観点からは、本機は“ヘビーユーザー向けドンキPC”と呼びたくなる存在です。

ただしそれゆえ、ストレージやメモリのカスタムに非対応というのは惜しいところ。この価格は装備固定だからこそ、という点もあるのでしょうが、せっかくのBTOブランドだけに、そうした点でも強みを活かして欲しいとも望んでしまうところ。可能であれば、ぜひこのあたりの検討もお願いしたいところです。

Source:ツクモ 製品購入ページ

 
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