Facebook、二重投票促すトランプ氏投稿にラベル付け。「郵便投票には歴史と信頼性あり」

二重投票は不正です

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年09月4日, 午後 02:01 in Facebook
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MANDEL NGAN via Getty Images
MANDEL NGAN via Getty Images

トランプ大統領は再三、郵便投票への不信を訴えています。新たなFacebookやTwitterへの投稿では有権者に対し、郵便投票を行うならできるだけ早めに行い、さらに投票日当日に投票所へ行って自分の郵便投票がきちんと届いているか確認するよう述べました。そしてもし自分の投票がカウントされていないなら、その場で投票するよう呼びかけました。

これは有権者に対して二重投票にあたる不正行為を促している内容であり、Facebookはこの投稿に対して新たな注釈ラベルを付けています。

大統領はこれまで郵便投票に対して「そんなことをすればポストごと持ち去られて投票が無効になる」など、大規模な不正が横行すると主張してきました。しかし、今回の投稿は、自らが不正行為を有権者に呼びかけた格好になっており、政治家としての常識を疑わざるをえない発言とも言えます。

大統領がここまで郵便投票を嫌うのは、全体の投票率が上がれば自分にとって不利になるという認識があるからとされます。

Facebookは今回の大統領の投稿に対して、「米国における郵便投票には長く信頼できる歴史があり、今回も同様に滞りなく行われる」との内容のラベルをBipartisan Policy Center(直訳すると超党派政策センター)へのリンクと共に示しました。

Facebookは選挙に関する問題ある投稿に対しては、基本的にFacebook内の”Voting Information Center(投票情報センター)”ページへのリンクをラベルに示しています。ただ、それでは大統領の誤った主張を強く打ち消すものにはならないとの批判もあったとされます。

さかのぼれば、マーク・ザッカーバーグCEOは当初、トランプ大統領や政治家の発言へのラベル付けには消極的で、Facebookという一介のサービスが「何が正しいかを決めるべきではない」と主張していました

しかし、新型コロナウイルスへの認識などでは、大統領による誤った主張を信じて命を落とす人が出る可能性もあり、社内外からの批判、多数の企業による広告ボイコットなども起こった結果、一転して政治家による問題ある内容の投稿にラベル付けを行うようになりました

Facebookは新たに、有権者による投票不正や誤報の流布を防止するための措置を発表しました。また選挙前の数日間は政治的広告の表示を禁止するとしています。

なお、今回の大統領のFacebookへの投稿と同じ内容が投稿されたTwitterも、やはりラベル付けを行っています。

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source:Washington Post
via:NBC News


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