Facebookが発表したARグラスは「音響の拡張」。目と頭の動きから聴きたい音だけを強調

主に聴覚を拡張

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)
塚本直樹(Naoki Tsukamoto), @tsukamoto_naoki
2020年09月8日, 午後 04:00 in Facebook
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Facebook AR Glass

米フェイスブックは、同社の新技術を紹介するアカウントTech@Facebookにおいて「知覚の拡張」をうたうARグラス技術を披露しました。

ARグラス(スマートグラス)といえばレンズ部分に映像を投影して現実世界にオーバーラップするものが一般的ですが、Facebook Reality Labs(FRL)オーディオ研究が今回披露したのは、特定の音を強化して聞きやすくするもの。この技術を、同研究所は「知覚超能力(Perceptual Superpowers)」とよんでいます。

具体的には、ARグラスに複数のマイクを搭載して周囲の音をキャプチャし、これに頭と目の動きを組み合わせることで、聞きたい音とそうでない音を判定・区別します。これにより、騒がしいレストランで向かいの席の人の声を強調する、あるいは補聴器の代用などといった形での活用が可能になります。

またFacebookは、現実世界でどのように音が移動し、反射するかを再現する「オーディオ・プレゼンス(Audio Presence)」の技術も開発しています。これはデバイスから発せられる音を、まるで現実世界の音のように再現するもの。これにより、動画再生や通話時の臨場感が高まるとしています。

このようなARグラスによる音響の拡張については、かつて米BOSEが「Bose AR」を発表していました。しかし残念ながらその後AR事業から撤退しています。音響の拡張にARグラスという形状が正しいのかはわかりませんが、VRヘッドセットや一般的なARグラスへの技術応用が期待できそうです。

Source: Facebook


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