Facebook、iOSの標準メッセンジャーアプリも開放するようアップルに要求

標準メールやブラウザ変更可能に続き

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年09月26日, 午後 02:05 in Apple
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Messenger icon is seen displayed on phone screen in this illustration photo taken in Poland on July 26, 2020. Messenger, developed by Facebook, has introduced feature called Rooms that allows group video chats. Video meeting apps gained popularity during the coronavirus pandemic.  (Photo illustration by Jakub Porzycki/NurPhoto via Getty Images)
NurPhoto via Getty Images

iOS/iPadOS 14では、サードパーティ製のWebブラウザやメールアプリをデフォルト設定できるようになっています

その変化の波に乗るように、Facebookが自社アプリをiOSの標準メッセンジャーに設定可能にするようアップルに働きかけていることが明らかとなりました。

独自スクープに定評あるニュースメディアThe Informationによると、Facebookのメッセンジャー責任者Stan Chudnovsky氏は、アップルが自社のメッセージアプリをiOS標準に固定していることが公平ではないと批判しているとのことです。

さらにAndroidのように(標準メッセンジャーを自由に変更可能にすれば)「iOSが支配的である場所で、より公平に競争できる」と主張。標準メッセンジャーを開放するよう長年にわたって求め続けたものの、アップルが同意したことはないと述べられています。

The Informaitonの指摘どおり、アップルのメッセージアプリは消費者が同社のデバイスを買い続ける動機の1つであり、iOS/iPadOSの中核機能と言えるものです。そして暗号化されたiMessageは、アップルが消費者に提供するプライバシー保護の要でもあり、サードパーティに開放する可能性は極めて低いとも思われます。

しかし、今回の動きはFacebookがiOS 14の新たなセキュリティ機能によりアプリ開発者の広告収入が減る恐れがあると警告し、それにアップルが配慮したかのように実装を延期した一件に続くもの。それに加えて一時的であれ有料イベントからApp Store税を免除するよう認めさせたのと時を同じくしており、ここぞとばかりに攻めに出ているのかもしれません。

おりしもEpic GamesやSpotify、Tileなどが参加し、App Storeのガイドライン是正を求める「アプリ公平連合」が結成されたばかり。記事執筆時点ではFacebookは参加していませんが、同連合の広報担当者は「ユーザーは音楽、メール、チャット、またはそれらに最も適した他の必要なアプリを決めるための選択の自由と選択肢を持つべきです」との声明を出し、Facebookの願いを支持しているもようです。

アップルがこの件で譲歩するとは考えにくいものがありますが、Facebookはどのような次の一手を打つのか。アプリ公平連合の動きと連動する可能性もありそうです。

Source:The Information

Via:9to5Mac


 

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