米フェイスブックはビデオ通話向けの新型スマートディスプレイ「Portal Go」「Portal+(第2世代)」を海外発表しました。

フェイスブックがPortalシリーズを初めて市場に投入したのは、2018年のこと。15.6インチの大画面を搭載した「Portal+(第1世代)」と10.1インチサイズの「Portal」がラインナップされ、Alexaによる音声アシスタントの利用や、AI(人工知能)で人を認識しカメラフレームを自動で移動させる「Smart Camera」機能が特徴でした。

今回新たに登場したPortal Goは、バッテリーを内蔵したポータブルタイプ。本体にはハンドル部分が用意され、気軽に持ち運ぶことができます。場所を選ばずビデオ通話やスマートスピーカー的な使い方も可能です。

本体には10インチ/1280 x 800ドットディスプレイを搭載し、バッテリー駆動時間はMessengerでの通話時は最大5時間、画面をオフにし音楽を再生した時には最大14時間とのこと。

Portal+(第2世代)は初代モデルからデザインを洗練させ、本体サイズも小型化。ディスプレイは14インチ/2140 x 1440ドットとなり、画面の上下へのチルトにも対応しています。

Portal GoとPortal+(第2世代)は共に1200万画素の超広角カメラを搭載し、もちろんSmart Camera機能に対応。また4マイクを利用した「Smart Sound」機能により、通話時の音質も向上しています。カメラは物理的なシャッターを備え、またカメラとマイクをオフにするボタンも搭載されています。

ソフトウェア面での進化としては、家族全員でPortalを使用するためにアプリや連絡先への一部アクセスを許可する「ハウスホールド・モード(Household Mode)」を搭載。またPortalのホーム画面も刷新され、連絡先やMessenger Rooms、Spotifyのプレイリストのカードなどが表示されます。ビジネス向けの管理・導入機能「Portal for Business」や、12月より米マイクロソフトのビデオ通話サービス「Teams」への対応も追加されます。

Portal Goの海外価格は199ドル(約2万2000円)、Portal+(第2世代)の価格は349ドル(約3万3800円)で、すでに予約を開始しており10月19日に出荷予定。なお、8インチモデルの「Portal Mini」は販売が終了しますが、10.1インチのPortalとカメラつきTV用ドングル「Portal TV」は引き続き購入可能です。

先日にはレイバンとコラボレーションしたスマートグラス「Ray-Ban Stories」を発表するなど、次々と新領域のハードウェアに踏み出すフェイスブック。さらに同社はスマートウォッチサーバー用の独自プロセッサの投入も期待されており、もはやネットサービス企業とは言えないほどの事業展開をみせています。

Source: Facebook