Facebook、QAnonをテーマとするグループやページ、カウントを禁止

これまでは暴力に関連するグループやページが削除対象でした

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年10月7日, 午後 01:20 in qanon
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Rick Loomis via Getty Images
Rick Loomis via Getty Images

Facebookが、米国で勢いを増している極右系の陰謀論支持グループ”QAnon”を「代表する」とみなすことが可能なコンテンツやアカウントを禁止すると発表しました。これまではQAnonか否かでなく暴力的な内容が含まれるかを削除基準のひとつとしていましたが、今後はFacebookページやグループ、Instagramアカウント、その他すべてのコンテンツを対象にQAnonの組織的行動とみなされるものは削除対象となります。

8月に行われたポリシー改訂では、陰謀論全体を禁止するわけではないながら「潜在的な暴力」についての会話を行うコンテンツを取り締まることで、真偽不明な陰謀論に基づくQAnonの活動を取り締まる方向に動きました。それから約2か月という短い期間での今回の再改訂は、FacebookおよびInstagramにおいては実質的にQAnonに関わる組織的行動を示すようなものすべて禁止する方向に改められています。ただ、QAnonについて積極的に投稿していても、明示的にQAnonの動きを示すものでなければ削除対象にはならないとのこと。

これはQAnonをいわば過激派の民兵グループと同様に扱うものの、まだテロ組織や本格的かつ組織的なヘイトグループほど厳しく取り締まるレベルではないということでしょう。Facebookは深刻な米西海岸の山火事が特定のグループによって人為的に引き起こされたと主張するような、問題を陰謀に結びつけるQAnonコンテンツが、人々の目を実際の火災との戦いや住民らの保護活動から逸らしてしまったと実質的な問題点を掲げて説明しています。

TwitterのようにQAnonによる発言を拡散させないためにより積極的な対策を実施してきたSNSにくらべ、Facebookは段階を踏んだ慎重な対応を行ってきました。しかしそれに対し批評家らはQAnonによるフェイクニュース拡散や、潜在的に危険な作用をもたらす情報の拡散を幇助していると非難しました。

Facebookは、今回のポリシーの浸透には時間がかかると述べています。その理由のひとつはQAnon支持者らはより多くの支持者を集めるためにメッセージ内容を常に変化させています。たとえばワクチン忌避や新型コロナウイルスの陰謀説を拡散し、さらに最近では#SavetheChildrenハッシュタグとともに子どもの人身売買に関する話題を装ってFacebook上でQAnon支持者を集める活動がありました。

Facebookの取り組みで、こうした活動の場がさらに縮小することが期待されます。

ちなみに、フォーラムサイトのRedditでは2018年より陰謀論をひろめるような議論を禁止、Twitterはこの夏に数千のQAnonアカウントを削除しました。さらにTikTokも、動画に関連するハッシュタグの禁止によってQAnonの拡散を制限する措置を講じています。

source:Facebook


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