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米国MetaのSNSであるFacebookは11月3日(現地時間)、Facebookサブスクリプションを利用するクリエイターに対し、Apple側に支払っていた30%の手数料を支払わなくて済む新ツールを発表しました。

このFacebookサブスクリプション(旧ファンサブスクリプション)とは、ファンが月額のサブスクリプションに加入することで、クリエイターを支援するというプログラム。日本では同プログラム自体が提供されていませんが、米国や英国など27か国にて展開されています。


このサブスクリプション、Facebook自体は2023年まで手数料を徴収しないと発表していますが、iOS版のFacebookアプリから加入する場合には、Appleの30%手数料がかかっていました。

Mark Zuckerberg氏はFacebookへの投稿で「メタバースを構築するにあたり、クリエイターが作品から収益を得る機会を増やすことに注力しています。Appleが取引に課す30%の手数料は、その実現を難しくしています」と、いわゆる「Apple税」をあらためて非難。

その上で「クリエイターがより多くの収入を得られるように、サブスクリプション製品をアップデートします」と新ツールの導入を発表しました。


仕組みとしてはシンプルで、クリエイター向けサイト内に専用のプロモーションリンクを用意。このリンクを視聴者にメールやテキストで共有し、そこからサブスクリプションに加入してもらうというもの。支払いはFacebook Payで行います。

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Appleは外部決済サイトへの直接の誘導は認めていませんが、8月に複数の開発者による集団起訴の和解条件として、Apple Store以外での決済方法をユーザーに通知することを認めています。おそらく今回のFacebookの対応は、このポリシー変更に沿ったものだと考えられます。

また、このほかのクリエイター向け支援策としては、7月に発表していたクリエイターに10億ドル以上の投資を行っていくという発表に関連した施策として、2021年末までに新規のサブスクリプション加入者毎に5~20ドルを支払うボーナスプログラムも開始するとのことです。


Source: Facebook(1), (2)