young man wear mask and walking on street using mobile phone
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アップルは4日(米現地時間)、iOS 14.5およびwatchOS 7.4のパブリックベータ初版を配信開始しました。この2つの組み合わせにより、待望の「Face ID対応のiPhoneをマスクしたまま、Apple Watch着用でロック解除」がお試しできるようになりました

パブリックベータとは正式版に先立って問題を見つけるためのものですが、開発者でなくてもApple Beta Software Programへ登録さえすれば誰でも試すことができます。

かつてアップル幹部は社内でマスクで覆われた口や鼻の部分を含めずに認証する手法を検討したことを認めつつ、セキュリティ優先のために実現するつもりはないと回答していました。iPhone本体と紐付けられて本人認証済みのApple Watchによるロック解除は、新型コロナ禍のもとマスク着用時の不便を訴えるユーザーに対して最大限の情報だったのかもしれません。

さて「Apple WatchでiPhoneのロック解除」というと「Apple Watchを着用してMacに近づけばロック解除」と同じ印象を与えますが、実際には少し違います。まず必要なハードウェア製品およびソフトウェアは次の通り。

  • Face IDを備えたiPhone X以降のモデル

  • Apple Watch Series 3以降

  • iOS 14.5以降がiPhone にインストールされていること

  • watchOS 7.4以降がApple Watchにインストールされていること

そして設定の手順は以下となります。

  1. iPhoneで設定アプリを開く

  2. [Face IDとパスコード]を選択

  3. iPhoneのパスコードを入力

  4. [Apple Watchでロック解除]までスクロールし、Apple Watchの横にあるスイッチをオンにする。もしもオプションがグレー表示されている場合は、Apple WatchのwatchOSバージョンを更新する必要があります

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MacRumors

さらにApple Watch側でもパスコード保護をオンにすることが必須です。iPhone上のWatchアプリを起動し、[パスコード]>[パスコードをオンにする]を選んでパスコードを設定しておきます。

またマスクを着用しながら初めてApple WatchでiPhoneをロック解除しようとした際は、iPhone側でパスコードを入力するように求められます。

以上、一連の設定が完了した後は、Apple Watchを付けていればiPhoneのロック解除は迅速かつシームレスになります。ロック解除が成功すればApple Watchの画面上にロック解除の通知が届いて手首に触覚フィードバックが届くことに。そして解除した覚えがないのに通知が来れば、[Lock iPhone]ですぐにロックできるしくみです。

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MacRumors

すでにiPhoneをロック解除するたびマスクを一瞬外す、パスコードを入力することにストレスを覚えている向きは、自己責任のもとでパブリックベータを試してみてもいいかもしれません。

Source:MacRumors