Apple Watchの転倒検出機能、失神した男性の位置を緊急通報して救う

この機能は日本でも使えます

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年06月7日, 午後 03:20 in apple
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Apple Watch Series 4以降には転倒検出機能が搭載されていますが、本機能が失神した男性の救助に貢献したとの話が報じられています。

米アリゾナ州チャンドラーの現地ニュースメディアKTAR報道によると、2020年4月23日(現地時間)に警察はApple Watchから911(米国の緊急通報用電話番号)に通報を受けたとのことです。これはApple Watchの転倒検出機能が自動的に作動した結果でした。

Apple Watchの転倒検出機能は、内蔵センサーで着用者の転倒を検知し、その後1分間なんの動作も認められない場合は緊急通用サービスに連絡します。それに加えて、登録された緊急連絡先(親族など)に着用者の位置情報を添えてメッセージを送信するといった動作を行います。

そして今回の自動通報も、着用者のほぼ正確な緯度と経度の座標をファーストレスポンダー(救急隊に引き継ぐまで応急手当に当たる非医療従事者)に提供。その場所に派遣された警官と消防隊員らは、Apple Watchを着用している男性が気絶して倒れているのを発見したとのことです。

Apple Watchの技術は地元当局からも高く評価されており、派遣監督の担当者いわく「本人は、自分の場所や何が起こったかの情報を提供することができなかっただろう」とのこと。さらに「彼は我々が現場に来るまで、助けが来ることさえ知らなかった。特に緊急事態が発生した場合にテクノロジーが役立ちます」として、事故に遭った人々が自らの状況を伝えることができない場合に特に有用だと強調しています。

この転倒検出機能は、かつて崖から転落して背中を骨折した男性の命を救っていました。ただし本機能は標準ではオフになっており、Apple Watchの設定時やヘルスケアAppで年齢を設定し、なおかつ65歳以上の場合のみ自動的に有効になります。それ以外の場合は、iPhoneのWatchアプリから手動で有効にしてやる必要があります。

まもなく日本でもECG(心電図)機能が提供される可能性が伝えられていましたが、転倒検出機能もいざというときに命綱となるはず。iPhoneに関しても、先日配信されたiOS 13.5ではメディカルID(ユーザー本人の健康情報。ヘルスケアアプリ内で設定可能)を緊急通報に自動送信する機能も追加されており、ますますアップル製品が人命救助に活躍する局面が増えそうです。

Source:KTAR NEWS

Via:9to5Mac

 
 

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