Jonathan "Jony" Ive, chief design officer for Apple Inc., speaks with attendees during the grand opening of the company's new flagship store at Union Square in San Francisco, California, U.S., on Saturday, May 21, 2016. The flagship location boasts 40-foot-tall doors opening onto the square and comprises five departments, or what Apple prefers to call "features." Photographer: David Paul Morris/Bloomberg *** Local Caption *** Jony Ive
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イタリアの超高級スポーツカーメーカー、フェラーリのルイス・カミレリCEOは突然辞任しましたが、その後任候補としてアップルCFO(最高財務責任者)のルカ・マエストリ氏と元デザイン最高責任者のジョニー・アイヴ氏の名前が挙がっていると報じられています。

先週、ルイス・カミレリ氏は2年半近く在職した後に「一身上の都合」として辞任を表明しました。現在はジョン・エルカーン会長が、暫定的にCEOの役割を担っています。

米Reutersによると、そんなフェラーリCEOの後任候補として最初に浮上したのが、英携帯電話ボーダフォンの元CEOビットリオ・コラオ氏でした。しかしコラオ氏に近い情報筋は「メディアの報道は根拠がない」と語ったと伝えられています。

ほかイタリアのメディアが有力候補として挙げているのが、上記アップル関係者であるルカ・マエストリ氏とジョニー・アイヴ氏の2人というわけです。

マエストリ氏とアイヴ氏がフェラーリCEOの椅子に興味があるかどうかは、記事執筆時点では不明です。マエストリ氏はゼネラル・モーターズやゼロックス等を経て2014年にアップルに入社。はじめ財務担当副社長兼コーポレートコントローラーを務め、後にCFOに就任しています。

かたやアイヴ氏は27年間勤めたアップルを2019年に退社し、自ら独立したデザイン会社「LoveFrom」を設立。その後もアップルを主要クライアントとして幅広いプロジェクトで、密接に協力していく予定だと告知されていました。

アップル幹部が他社のCEO候補者として噂されることは、特に珍しくありません。たとえばハードウェアテクノロジー担当幹部のジョニー・スロウジ氏は米半導体大手インテルのCEO候補リストに含まれていると報じられたこともありますが、最終的にはボブ・スワン氏がその座に就任することになりました。

ちなみにスロウジ氏は今なおチップ設計の最高責任者として活躍しており、アップル独自のセルラーモデムの開発を始めると宣言したとも伝えられていました。しばらくアップルを去る気はないのかもしれません。

Source:Reuters