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アップルの動画編集ソフトFinal Cut Pro Xの最新アップデート(Ver.10.4.9)がリリースされました。目新しいところでは、機械学習により動画をSNS向けにスクエア、縦画面など任意のサイズに自動で変換する機能が追加されています。この機能は機械学習によって主要なオブジェクトの動き自動的に分析し、最適なトリミングできます。

また、Mac Proのような高い処理能力を持たない環境でも動画の編集を可能にするためのプロキシファイルを使用するワークフローを強化しました。プロキシファイルは元の高解像度で重い動画ファイルでなく、ダミーとなる低解像度の動画ファイルを用いる方法。

プロキシファイルにはProRes ProxyまたはH.264コーデックを使用でき、元の12.5%までサイズを小さくしたファイルを用意できます。また編集、画像、タイトル、モーショングラフィックスといった非プロキシファイルも含め、プロキシプロジェクト全体を別のデバイスに簡単に移動できるようにしました。これにより巨大なファイルを扱わずともたとえばリモートの環境で編集作業を行い、元の場所に戻すと言ったことが可能になります。

編集ワークフローもさらに効率化されており、インスペクターでProRes RAWカメラ設定(ISO、色温度、露出オフセットなど)が追加されました。たとえばクリップとクリップの間の音声のクロスフェードを簡単に適用可能にしたほか、コンテキストメニューからプロジェクトを閉じたり、タイムライン履歴の消去、最終編集日時でリストビューのクリップとプロジェクトをソートすると言ったことが可能になっています。

さらにRED RAWおよびCanon Cinema RAW Lightフォーマット用のMetal対応プラグインでパフォーマンスを大幅に向上し、8K Canon Cinema RAW Lightの再生·編集も可能になりました。360度動画では3Dビデオを迅速に安定化し、360度ビューアに対して左右それぞれの視界用に個別にストリーミングできます。

今回のアップデートはAIを使ったSNS対応のトリミング機能もありましがた、やはり新型コロナウイルス感染症のパンデミックjへの対応なのか、自宅でのリモート編集作業や共同編集を可能とし利便性を高めたところが、ユーザーに取っては大きなポイントと言えそうです。

source:Apple