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2021年発売Fire HD 10/10 Plus用のBluetooth キーボード付きカバー

5月26日、第11世代目となる新Fire HD 10とFire 10 Plusが発売されました。さらにFire HD 10とキーボード付きカバー、Microsoft 365 Personal 1年版がセットになった「Fire HD 10 エッセンシャルセット」も発売になったところです。

Fire HD 10用カバーとしては、4,780円でカラフルなAmazon純正カバーもあるところですが、あまり変わらない5,980円という価格で、キーボード付きカバーも登場しています。Made for Amazon認定を取得したBluetooth キーボード付きカバーで、「エッセンシャルセット」付属のカバーと同じものです。今回はこのカバーをじっくり見ていきます。

Fireタブレットシリーズ(Amazon)

Fire HD 10(Amazon)

Fire HD 10 Plus(Amazon)

Fintie 取り外し可能なBluetooth キーボード付きカバー(Amazon)

Fire HD 10 エッセンシャルセット(Amazon)

メーカーはタブレットやゲーム機向けのカバーを多数手掛ける米国Fintie 。多くのキーボード付きカバーが、タブレット背面になんらかのつっかえ棒的な支えが必要になる構造なのに対し、本製品はしっかりしたヒンジを搭載しており、支え無しで自由な角度で止められます。そのかわりヒンジ部がゴッツイですが、画面を開くとこのヒンジ部がキーボードを押し上げて、打ちやすい傾斜を付けてくれるという作りになっています。

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かなりしっかりしたヒンジ部分

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どの角度でもピタリと止まり、キーボードに傾斜を付けてくれる

またこのキーボード部、引っ張れば外れます。4つの爪がガイドになっていますが、かなり強力なマグネットでくっついていますので、タブレット部を持ち上げたらキーボードが取れたということはありません。この辺の使い勝手は、ほぼノートパソコンです。

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キーボードはマグネット着脱式

キーボードの剛性は非常に高く、よほどのハードパンチャーでもない限り、たわんでしまうことはないでしょう。そのかわりキーボード部の厚みはそこそこあり、閉じた際の最厚部は約21mmあります。タブレット背面もカバーしていることもあり、昨今の薄型ノートPCと比べると、やや厚くなるのは仕方がないところです。またFire HD 10とキーボードケース合わせて総重量は実測1,088gと、見た目よりはずっしり来ます。

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薄型ノートPCと比べると、トータルではやや厚めに

日本語と英数字の入力切り替えは、「Shift+スペース」のほか、「Fn+Ctrl」でもいけます。「Shift+スペース」はIME上で日本語と英語の切り替え、「Fn+Ctrl」はIME自体を入り切りするという方法です。

キー配列は日本語キーボードという事になっていますが、Fire HD 10専用ということで若干変則的な部分もあります。文章を入力して真っ先に気づいたのは、数字キーの行が1つ左にズレているところでした。若干大きい左端のキーは、通常の日本語キーボードなら「全角/半角」キーが来るところですが、そこから「1」になっているので、1個づつ左にズレるわけです。

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日本語配列だが微妙に違うところも

したがって日本語入力では意外によく使う長音(ー)キーも、1個左にずれます。いつもの場所には「^」(ハット・キャレット)キーがありますので、「キーボード」と打つところが、うっかりすると「キ^ボ^ド」になってたりする事があります。

個人的には「¥」キーを左端に持ってくるとかして、数字キーの行は普通の配列にしたほうが良かったんじゃないかなと思います。なお米AmazonのUS配列キーボードを見ると、左端が「〜」(ティルダ)キーなので、数字や長音キーは通常位置です。

タブレット向けなのでFキーがないのはお約束ですが、その代わり専用キーが充実しています。左端のホームキーと隣の検索キーを組み合わせると、いつでもホーム画面に戻れて検索窓が入力待ち状態になります。ちょこっと調べ物したいときには便利ですね。

また右から2番めの地球キーを押すと、Fire HDの標準ブラウザ、Silkが起動します。これと検索キーを組み合わせてもOKです。3つめの「戻る」ボタンと組み合わせれば、いちいち画面に手を伸ばさなくてもそこそこの操作が可能です。4番目のフォルダキーは、ファイルブラウザが起動します。

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キーボード操作だけでブラウザ起動から検索入力待ちまで一気に

5つ目以降は、Amazon Prime Videoなどのストリーミングサービスで動画を見る際に便利な機能が並びます。画面の輝度、コンテンツの再生停止や早送り巻き戻し、ボリュームのアップダウンですね。

Bluetooth接続ですから、キーボードを本体から切り離してもコントロールできます。どこか適当なところに立て掛けたFire HD 10に対して、手元でリモコン代わりに操作できるのはらくちんです。ただし無操作から30分たつとキーボードがスリープモードに入るので、長い映画の途中で操作はすぐに効かないことがあります。

キーボードのバッテリー充電はフルで4時間ほどかかりますが、連続使用は400時間、待機時間は365日という立派なスペック。なおカバーを開けるだけで、Fire HD 10がスリープ解除しますので、「別途キーボードを付けてる」感はほとんどありません。

キーボード最下段にはメーラーの起動ボタンもあります。またちょっと便利な機能として、タブレットの2画面表示機能もキーボードのFn+Sで操作できます。片側にブラウザ、片側にメーラーを割り当ててビジネスメールするもよし、片側にExel、片側にAmazon Primeを割り当てて仕事するふりしてサボるのもよしというわけです。

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2画面モードもキーボードで一発

Fire HD 10/10 Plusを単品で買った方で、コンテンツを見るだけじゃなく、ちょいメール、ちょい調べ物にも使いたい方は、5,980円の追加投資いかがでしょうか。高コスパで色々ちょうどいいマシンが出来上がりますよ。

Fireタブレットシリーズ(Amazon)

Fire HD 10(Amazon)

Fire HD 10 Plus(Amazon)

Fintie 取り外し可能なBluetooth キーボード付きカバー(Amazon)

Fire HD 10 エッセンシャルセット(Amazon)

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