Fire HD 10 Kids

5月26日から出荷された、新Fire HD 10シリーズ。その中の1つキッズモデルを実際に使ってみました。新Fire HD 10 Plusのレビューも公開されているので、合わせてお読みください。

Fire HD 10 キッズモデル1年半前にもレビューしましたが、その頃に比べてパッと見はあまり違いがわからないものの、重量は若干軽くなっています。保護カバーはアクアマリンとスカイブルー、ラベンダーの3色が用意され、タブレット本体はブラック。価格は1万9980円と以前と変わらず、単体との価格差も変わりません。

新Fire HD 10 キッズモデル 10インチ(Amazon)

Fire HD 10 Kids
▲新Fire HD 10 キッズモデル。保護カバーが付けられているのが特徴だ
Engadget
▲ケースはアクアマリン、スカイブルー、ラベンダーの3色

保護カバーはあいかわらず分厚いですが、これぐらいないと逆に安心できないでしょう。筆者の小学3年生の息子がいますが、普通に落としますし、先日ノートPCを踏みつけていて慌てました。ノーマルモデルより4000円高いですが、保護カバーと2年間限定でアクシデントによる故障や破損した場合でも無償で交換してくれるぶん、万が一のときを考えればその差額は安いものです。

タブレットの仕様が若干変わり、フロントカメラの位置が短辺側から長辺側へ移動したため、保護カバーにはカメラ部分に切り込みが入っています。Fire HD 10 Plusが、ノートPCのように扱え、ZoomやSkype、Microsoft TeamsといったWeb会議アプリに対応することで、フロントカメラ位置を変えてきたのでしょう。キッズモデルの保護カバーも横位置で置く仕様なので、使う使わないは別として、フロントカメラ位置の変更はよかったのではないでしょうか。

Fire HD 10 Kids
▲パッケージは、他のモデルと同様にシンプル
Fire HD 10 Kids
▲パッケージ同梱物も、かんたんな取説にACアダプターとケーブルのみ

Fire HD 10 Kids
▲スタンドで立てると直角に近い角度になる。無段階調整にはなっていない
Fire HD 10 Kids
▲スタンドのもう1つの使い方。これだと緩やかだし、画面をタップ操作しても安定性がある

かんたんに仕様をいいますと、ディスプレイは10.1インチのフルHD (1920×1200ドット)。サイズは保護カバー込みで269×209×27mm、重量は716グラム。搭載するCPUは2.0GHz駆動のオクタコアプロセッサで3GBのメモリーと32GBのストレージが内蔵しています。microSDカードスロットが用意されているので、ストレージ容量が足りなくなれば、カードを挿せばかんたんに増やせます。Wi-Fi 5に対応し、USB-C端子により、付属のACアダプターから充電できます。ACアダプターは9Wタイプなので、スマホ用と流用できるでしょう。

キッズモデルは保護カバーと2年限定保証だけがメリットではありません。Amazon Kids+が1年間無料で使えるのもポイントです。通常月額980円、プライム会員なら月額480円かかるので、かなりお得になります。

Amazon Kids+の内容としては、子ども用のプロティールを作り、年齢によって利用できるコンテンツが制限されたり、オススメコンテンツが表示されたりします。

お勉強系のアプリや本が無料で利用できるので、親としてはタブレットを与えて動画やゲームばかりやるよりは、興味のあるアプリや本を見つけてハマってくれることを期待できます。子どもたちが何を使ったのかというのは、ペアレントダッシュボードで確認できます。

Fire HD 10 Kids
▲設定から子ども用プロフィールを追加可能。Amazon Kids+に入らなくても利用できる

Fire HD 10 Kids
▲プロフィールごとに利用可能時間やコンテンツの時間などを指定できる
Fire HD 10 Kids
▲年齢に対する利用できるコンテンツの範囲を指定可能。これにより最適なコンテンツのみ表示される

Amazon Kids+に入らなくても、利用は可能です。設定でWebブラウザーは利用できるので、Webで検索するためのタブレットとして与えるのもありかもしれません。ただ、画面に表示される利用できるコンテンツは親が1つ1つ登録する形式で、そんなことするならAmazon Kids+に入ったほうが楽だ、ということになるでしょう。

子供だけでなく、親も普通にFire HD 10として利用もできます。Kindleで本を読むには丁度いいサイズなので、昼間は子供に使わせて、夜は親が利用するというのもありでしょう。保護カバーはかんたんに着脱できるので、あの分厚いママ使う必要はありません。

新Fire HD 10 キッズモデル 10インチ(Amazon)

Fire HD 10 Kids
▲保護カバーは、かんたんに外せるようになっている
Fire HD 10 Kids
▲保護カバーを外せばノーマルモデルと同じ。親がコンテンツを楽しむツールにもなる。

実際に息子たちに使わせてみましたが、1年半前とは見たいコンテンツが変わっていて、嗜好はどんどん変わっているんだなぁと実感。ポケモンとか名探偵コナンとかに最近はハマっているので、そういったコンテンツが見られることがわかると、そればかり漁っていました。

Fire HD 10 Kids
▲息子たちも、好きなコンテンツがあると、何も説明せずとも使いこなせるデジタル世代。基本スマホは使わせていなくても、こんな感じだ

Fire HD 10 Kids
▲ポケモンの動画を見つけてさっそく視聴。タブレットがあればテレビを専有されずに済みそう

Fire HD 10 Kids
▲真剣な眼差しでいじっているけど、勉強ではなく大好きなポケモンの図鑑で調べ物
Fire HD 10 Kids
▲小学3年生が使うとこんな感じのサイズ感。10.1インチというサイズは、本を読むのに丁度いい
Fire HD 10 Kids
▲スタンドは取っ手にもなる。126cm程度の背丈だとこんな感じ

偉人や歴史もの、文学作品といったものもたくさん用意されていて、小学校高学年になればちゃんと表示されるのですが、こういった書籍やお勉強系のアプリを子供たちが積極的に楽しんでもらうには、親は頭を捻らなければならないかもしれません。何も言わずにそういった書籍、アプリを利用する子供なら、積極的にキッズモデルを買い与えるべきでしょう。

画面は以前に比べても明るくなっていて、動作もサクサクと不満なく動きます。2万円弱で手に入るタブレットとしては、性能的に十分すぎるでしょう。Google系アプリはありませんが、Web経由では利用できるので、子供に与えるファーストタブレットとしてはいいと思います。

新Fire HD 10 キッズモデル 10インチ(Amazon)