Toby Melville / Reuters
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今月初め、TwitterCEOのジャック・ドーシー氏が15年前に投稿したTwitter初のツイートがオークションにかけられ、1,630.58 ETH(時価約290万ドル)で落札されました。競り落としたのはブロックチェーン技術企業Bridge OracleのCEO、Sina Estavi氏。

ドーシー氏はこのツイート(に付与したNFT)売却で得た収益をビットコイン50 BTCに変換し、GiveDirectlyを通じてのAfrica Response基金に寄付し、新型コロナウイルスの影響を受けた人々の支援に役立てるとしました。

NFT(Non-Fungible Token)は日本語で言えば”代替不可能なトークン”の意味で、ブロックチェーンを用いて、紐付けた特定のデジタルデータを価値あるものとして所有したり譲渡することを可能とします。ブロックチェーン上に購入者情報や対象とするデータ固有の値、所有履歴などのデータを記録し、対象物が簡単に複製できるデジタルデータでも、複製できないNFTがそれをオリジナルと証明することで、コレクターズアイテム的価値を与えることが可能になります。

ドーシーCEOの「初ツイート」が売りに出される前から、特にデジタルアートや暗号通貨界隈ではNFTが注目を集めていました。たとえば米プロバスケットボールのNBAは、選手たちが試合で見せたスーパープレイの映像にNFTを付けて所有権を販売して、数か月で2億ドル以上を荒稼ぎしています。また音楽シーンではDaft PunkやLinkin Parkのマイク・シノダといった著名音楽アーティストも作品のNFTを売却したことが話題になりました。

またテクノロジー業界ではつい先日、自称「テスラのテクノキング」ことイーロン・マスクCEOが自作EDM楽曲をNFTで売ろうとし、高値を付けていました。ただし、マスク氏は落札者が決まる前に「これはどうも気が引ける」として販売を取りやめてしまいました

Source:Valuables