活ロブスター向けFitbit?流通時ストレス死削減の研究用、甲殻ウェアラブル

おまえだけは活きて家庭へたどり着いてくれ

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年09月2日, 午後 04:20 in Umaine
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米メイン大学ロブスター研究所が ”ロブスター向けFitbit” とでも呼ぶべき電子デバイス「C-HAT」を開発しました。といっても、別にロブスターの身をプリプリにすべくワークアウトを課し、それをトラッキングするデバイスではなく、漁獲から出荷を経て店頭に並ぶまでの間に、過剰なストレスがかかって死んでしまわないよう監視するデバイスなのだとか。

メイン大学ロブスター研究所は「メイン州のロブスター業界は(せっかく漁獲した)ロブスターの生存率とその収益性を引き下げるサプライチェーン中の高ストレスポイントを定量化し、それを緩和するための支援を研究所に依頼した」と述べています。

このロブスター用Fitbit、C-HATは、ロブスターが漁船の貯蔵タンクに入れられる前にバンドでロブスターの背中にストラップで固定されます。そして店頭にたどり着くまでのあいだ、その動きと心拍数を監視・記録します。もちろんその日捕れたすべてのロブスターに背負わせるのは手間なので、代表となる1匹がこのデバイスを背負います。

また、このロブスターが含まれるバッチには、MockLobsterと称する環境センサーが一緒に運ばれ、ドナドナされてゆくロブスターが置かれる周囲環境、つまり温度、光、水中の溶存酸素などを逐次記録します。C-HATとMockLobsterによる情報収集を積み上げていくことで、漁獲から流通、店頭という流れのどこら辺でロブスターが死んでしまう可能性が高いかがわかります。そしてその生存率を高められることが実証できれば、この研究は大成功だと研究所所長のリック・ワール氏は述べました。

ロブスター研究所は、研究の目標は道半ばで死んでしまい廃棄されるロブスターを最小限に抑え、活ロブスターをより効率的に運べるようにサプライチェーンを改善することだとしています。

source:University of Maine
via:Mainebiz

 
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