折りたたみiPhone、はみ出し画面をTouch Barとして活用?アップルが特許申請

何個目の折りたたみ特許でしょうか

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年07月10日, 午後 01:43 in apple
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USPTO/Apple

まだ折りたたみiPhoneは製品化されていませんが、アップルは次々と折りたたみスマートフォン関連の特許を出願または取得しています。そうした動きの1つとして、同社が折りたたんだ画面の末端をタッチパネルとして使える特許を申請していることが明らかとなりました。

米特許商標庁(USPTO)が7日に公開した「露出した表示領域を備えた折り畳み式電子デバイス」なる特許がユニークな点は、折り目が画面の中央ではないため両端が完全には重なり合わず、ディスプレイの一部がはみ出していることです。

特許文書いわく、この「突出表示部」は任意の適切なコンテンツを表示するために使えるとのこと。一例として電子メールなどの着信通知、カレンダー(会議のリマインダーなど)、位置情報に基づくアラート、バッテリ状態、無線信号の強度、機内モードの状態などをディスプレイできると述べられています。

この突出表示部分は、折りたたみ状態でもタッチスクリーンの機能をもたせることができるもの。そこに表示されるコンテンツは「選択可能なアイコンやボタン、メニューオプション」などのインタラクティブ性を備えていてもいいとされています。

またタッチして操作できる実装形態は、デバイスの背面に小さな画面として配置してもいいとのこと。インタラクティブな小画面をはみ出し部分にせよ背面に置くにせよ、要はMacBook ProのTouch Barに似通ったしくみです。

これまでアップルが出願あるいは取得した折りたたみ関連の特許としては「折りたたんだ時にシワが生じたり破損するのを防ぐ機構」「2枚の独立した画面を連携させる」などがありました。また折りたたみ式iPadが開発中と主張するアナリストもいます。

しかし記事執筆時点では、有機ELディスプレイの分野では最高の技術を持つ韓国サムスンといえども折りたたみデバイスGalaxy Fold発売初期には様々なトラブルを抱え、複雑な機構や折りたたみ有機ELパネルのために端末も高価となって、売上的に成功しているとは言い難い現状があります。

当面アップルは5G対応が噂されるフラッグシップiPhone 12(仮)シリーズに集中する一方で、折りたたみiPhoneの研究開発も内密に進めておき、有機EL技術が十分な耐久性やこなれた価格を実現する時期を様子見しているのかもしれません。

Source:USPTO

Via:9to5Mac

 
 

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