将来の折りたたみiPhone、傷ついたディスプレイが自己修復?アップルが特許出願

未来はT-1000並みの不死身iPhoneに期待

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年10月2日, 午後 01:00 in Apple
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Foldable

アップルが「画面が折りたためて開くと広がる」デバイス向け自己修復ディスプレイの特許を出願しました。同社が開発中と長らく噂されている折りたたみiPhoneのための準備かもしれません。

折りたたみディスプレイに付きまとう悩みは、ホコリなどが引っかかって画面がダメージを受けやすいことです。アップルの特許は、まさにその問題に焦点を当てています。

ディスプレイは通常、剛性のある平面基板から形成されています。ほとんどの場合それで問題ありませんが、「曲げられるハウジングを持つデバイス」への組込みは難しいこともあり。特許文書は「電子機器の表示カバー層に傷や凹みが生じることがある」として、サムスンの初代Galaxy Foldに起こった数々のトラブルを思わせる課題を提起しています。

そうしたデバイスの美観を損ねる傷や凹みを最小限に抑えるため、特許では「ディスプレイカバー層は、自己回復材料の層を含んでもよい」と解決策を示しています。さらにユーザーは何もする必要がなく、たとえば充電中などに自動的に自己修復することが理想的であるとのこと。

また「外部から加えられた熱、光、電流、または他のタイプの外部刺激によって開始または促進されてもいい」として、素材に自己修復を始めさせる装置を設けることも示唆しています。たとえば熱を使う場合は、ディスプレイカバー層に「加熱層となる透明導電体」を含ませるなど。そして加熱のきっかけはユーザーの操作、所定のスケジュール、あるいは充電中などの例が挙げられています。

「折りたたみディスプレイを“熱”により傷つきにくくする」アイディアは、以前アップルが特許出願していたことでもあります。そちらは傷ついた後に治すのではなく、ディスプレイが冷えているときにヒンジ周りを加熱して折り曲げやすくする、懐でぞうりを温めて差し出すようなアイディアでした。

アップルは表向きには発表しませんが、折りたたみデバイスに熱心に取り組んでいる手がかりはいくつも発見されています。最近では2枚のディスプレイをヒンジでつないだSurface DuoのようなプロトタイプiPhoneを開発中との噂や、またサムスンに大量の折りたたみ式サンプル画面を発注したとの未確認情報もありました。

なにより共同創業者のひとりスティーブ・ウォズニアック氏もアップルが折りたたみデバイスで遅れを取っていることを心配し、折りたたみiPhoneを「本当に欲しいんだ」との趣旨を述べていました。それより先に折りたたみiPadが出る可能性もありますが、ウォズ(愛称)氏の願いが叶うよう祈りたいところです。

Source:Patenly Apple


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