富士フイルムが、同社のデジタルカメラをWebカメラとして利用できるWindows用ソフトウェア「FUJIFILM X Webcam」の提供を開始しました。
同アプリをPCにインストールしてカメラをUSB接続することで、ZoomやGoogle Meetsといったオンラインミーティングツールのカメラとして利用することができます。
対応するカメラは下記の通りで、計9モデルとなります。
GFX100
GFX 50S
GFX 50R
X-H1
X-Pro2
X-Pro3
X-T2
X-T3
X-T4
中判デジカメのWebカメラ化も可能。ソフトウェアはWindows版のみが配信されており、Mac版の配信予定は発表されていません。
このような単体デジタルカメラのWebカメラ化機能としては、シグマのSIGMA fpが発売当初から利用できる(できた)ことで話題に。最近ではキヤノンも一眼デジカメEOSシリーズ用にベータ版ソフトウェアを公開しています。さらに、ソニーのVlog/ビデオブロガー向けコンデジ「VLOGCAM ZV-1」(6月発売予定)も、Webカメラ化ソフトウェアが配信予定です。
働き方改革や新型コロナウイルスの影響により、今後は自宅からオンラインミーティングに参加する機会が増えることが予測されています。今回のソフトウェアは、そんな需要をうまく汲み取ったものといえそうです。
Source: 富士フイルム