Galaxy Buds Pro

マメ型形状からカナル型に変更となり、アクティブノイズキャンセル性能も大幅に向上したというSamsungの新型完全ワイヤレスイヤホン、Galaxy Buds Pro。360°オーディオにも対応するなど、機能的にもアップデートしており、日本での発売を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。

そんなGalaxy Bids Pro、米国ではすでに販売中。米Amazonでも売っていたので、試しに購入してみました。

外観

イヤホンの形状は、Galaxy Buds Liveから大きく変わり、普通のカナル型イヤホンになりました。サイズ(厚み)が増しており、その代わりに11mm径ウーファーと6.5mmツィーターのデュアルドライバを搭載しています。

Galaxy Buds Pro

ちなみに、Galaxy Buds Live、Galaxy Buds+と比べると下図のような感じです。形状的にはGalaxy Buds+に近い印象です。

Galaxy Buds Pro
▲左からGalaxy Buds Live、Galaxy Buds Pro、Galaxy Buds+

耳への装着感は良好。もちろん人にも寄ると思いますが、収まりはGalaxy Buds Liveよりも良く、着け外しもしやすいです。イヤピースはS、M、Lの3種類が付属。Mサイズが最初から装着されていました。なお、イヤホンは左右どちらか片方でも利用できます。

Galaxy Buds Pro

充電ケースは、サイズも形状もGalaxy Buds Liveと同一。充電はもちろんUSB Type-Cでqi規格のワイヤレス充電にも対応しています。

Galaxy Buds Pro
▲左はGalaxy Buds Liveの充電ケース。右がGalaxy Buds Pro。形状はまったく同じです

iOSで利用可能。ただしアプリはAndroidのみ対応

コンパニオンアプリはGalaxy Wearable。これまで通り、アプリをインストールしたGalaxy端末なら、ケースを開くだけでポップアップが表示され、初期セットアップが完了します。

Galaxy Buds Pro

なお、Galaxy Buds+とGalaxy Buds LiveはiOSでも「Galaxy Buds」アプリから利用出来ましたが、Galaxy Buds Proはいまのところ利用出来ません。とはいえ、普通にBluetooth設定からペアリングはできます。動作のカスタマイズが出来ないだけで、イヤホンでのANC切替えを含め、基本的な機能は利用可能です。

デフォルトでは、タップで曲の再生・停止、ダブルタップで曲送り、トリプルタップで曲戻し。長押しがANCの切替えになっています。

Galaxy Buds Pro
▲iOSのアプリではGalaxy Buds Proは非対応でした

マルチペアリングに対応しており、アプリの設定で「イヤホンをシームレスに接続」を有効にしておくと、他のデバイスが接続中であっても、別のデバイスから接続を行うことができます(デフォルトで有効)。もちろん、音楽再生中など利用している場合には切り替わりませんが、いちいち切断してから別のデバイスで接続……といった必要はありません。

マルチポイントでないのが残念ですが、実用する上ではこれでも十分でしょう。

Galaxy Buds Pro

360°オーディオは今後に期待

Galaxy Buds Proの目玉機能の1つに、360°オーディオ機能があります。公式サイトの説明によると「進化したモーショントラッキングセンサーが、頭を動かす際に音の方向を正確に特定。聴覚に圧倒的な臨場感をお届けします」とのことなのですが、「Android One UI 3.1以降が動作する機器のみサポート」という注記もあり、いまのところ利用することは出来ていません。One UI 3.1は、Galaxy S21シリーズが搭載しますが、今後のアップデートで他の機種でも対応するはず。

ひとまずは、今後の対応に期待したい機能です。

ANCの効きはかなり優秀

肝心の音質ですが、私の耳ではなんとも言えないのですが、低音から高音まで綺麗に出ていると感じます。イコライザーの味付け次第かもしれませんが、全体的に抑揚が大きく、音が豊かな印象です。若干高音の伸びが足りないかなと感じる部分もありますが、このあたりは好みの問題でしょう。ちなみに対応コーデックはSBCとAAC。Galaxy端末の場合は、Samsung独自のScalable Codecを利用します。

ANCについてはかなり優秀で、室内のエアコンや洗濯機、PCのファンノイズなどはほぼ無音化できます。人の話し声や高音域の音はあまり遮断できませんが、これは他のイヤホンでも似たような傾向です。あくまで個人的な印象ですが、ANCの効きの強さはSonyのWF-1000XM3と同程度といったところです。

なお、自分の話し声を検出すると、ANCから周囲の音を取り込む機能に自動で切替え、メディア音量を自動で下げてくれる音声検出機能も搭載します。ただこの機能、メディア再生中でないと働かないようで、単にANCで耳栓代わりにしている場合には注意が必要です。

Galaxy Buds Pro

見た目のインパクトがあったGalaxy Buds Liveから、ごく一般的な形状へと変わったGalaxy Buds Pro。その分、音質やANCにこだわったモデルなのかもしれません。耳への圧迫感が少ないので、長時間装着していても疲れにくく、在宅ワークのお供にはちょうど良さそうです。

Galaxy Buds Pro

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