つい先日、Galaxy Unpackedにて正式に発表されたSamsungの最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold3 5G」と「Galaxy Z Flip3 5G」ですが、8/14より東京の原宿にあるGalaxy Harajukuにて海外版の実機が展示されているとのことで実際に触れてきました。

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着実に進化しているGalaxy Z Fold3 5G

まずは横折り式のGalaxy Z Fold3 5Gを見ていきます。上の写真は左がGalaxy Z Fold3 5Gのファントムグリーン、右がauからすでに発売されているGalaxy Z Fold2 5Gとなっています。

▲Galaxy Z Fold3 5G(下)とGalaxy Z Fold2 5G(上)

Galaxy Z Fold3 5GとGalaxy Z Fold2 5Gを比較するとまずカメラユニットのデザインが大きく違うことがわかります。Fold2ではGalaxy Note20 Ultra 5Gのようなデザインでしたが、この度一新されてより目立たない落ち着いたデザインとなりました。

なお、カメラ性能に関してはGalaxy Z Fold3 5GとGalaxy Z Fold2 5Gでほぼ同等とのことです。

Galaxy Z Fold3 5Gはオープン時の厚みが0.5mm薄く、重さも11g軽くなっており、前機種Galaxy Z Fold2 5Gより若干薄型軽量化されています。その影響なのか、USB Type-Cポートが(この写真では)上方向に若干ずれているのが気になりました。

Galaxy Z Fold3 5GはSamsungで始めてディスプレイ下インカメラが搭載されました。このインカメラですが、同じ機構を採用するRakuten BIGと比較するとかなり目立ちます。

カメラに十分な光が行き渡るようにインカメラ部はディスプレイのピクセル数が少なく、粗が目立つようになっています。しっかりと見ると「あーここにインカメラがあるのか」とわかる感じです。

とはいえこれはあくまでそこに注目したときのみ。動画鑑賞などで普通に利用する分にはあまり気になりませんし、高輝度時はGalaxy Z Fold2 5Gと比べて明確に没入感で勝ります

▲インカメラを起動するとインカメラ部のディスプレイが透明化します

肝心のカメラ性能ですが、スペック的には同等のGalaxy Z Fold2 5Gと比較してみると少しモヤッとしている印象が拭えません。特にこのように点光源に向けるとディスプレイの画素の影響なのか、光芒のようなものが目立ちます。

とはいえ、セルフィーをしたい場合はアウトカメラとリアディスプレイを使う事ができますし、また、リアディスプレイ側にも一般的なインカメラがついていますのでビデオ通話をするときはそれらを使えばいいと思います。このディスプレイ下インカメラはどうしても大画面でビデオ通話したいとき用です。

Galaxy Z Fold3 5GではメインディスプレイでS Penが利用できるようになりました。大画面でS Penが利用できるということで期待している人も多いと思います。

対応するスタイラスは専用のS Pen Fold Edition (50ドル)及び他の機種でも利用できるBluetooth接続のS Pen Pro(100ドル)。

ただ、取材時点でGalaxy HarajukuにはどちらのS Penも展示がなく、試すことはできませんでした。ちなみに従来のS Penを近づけると上の写真のようなエラーが表示されます。これは折りたたみスマートフォンのディスプレイが柔らかいため。非対応のS Penを使うとディスプレイが傷つく可能性があるので使えないようになっているとのことでした。

▲Galaxy Z Fold2 5Gでは「動きの滑らかさ」の項目がグレーアウトしています

従来は60Hz表示しかできなかったリアディスプレイですが、Galaxy Z Fold3 5Gでは120Hz表示に対応しました。この違いはスクロールをしたときにはっきりと違いがわかるほど。Foldシリーズは外出時にリアディスプレイを使うシーンが多いと思いますのでリアディスプレイの進化は素直に嬉しいですね。

▲Fold3(右)ではカレンダーアプリの左側にメニューが表示されている

その他にも良さげだったのがUIの進化。スマホのUIを大画面化したGalaxy Z Fold2 5Gに対して、Galaxy Z Fold3 5Gはタブレット風のUIとなっていて使い勝手が良さそうでした。なお、この点に関してはGalaxy Z Fold2 5Gにもアップデートがあるかもしれません。

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洗練されたデザインになったGalaxy Z Flip3 5G

次にGalaxy Z Flip3 5Gを見ていきます。

Galaxy Z Flip3 5Gは前機種からデザインを大きく変え、ツートンカラーでマットな質感となりました。

スマホ本体はiPhone 12シリーズのように角張ったデザインとなっています。個人的に見た目のかっこよさはGalaxy Z Flip3 5Gに軍配が上がります。

Galaxy Z Flip3 5Gで最も進化したのがカバースクリーン。カバースクリーンの面積はMotorola razr 5Gと比べると小さいものの従来のFlip機の4倍にもなっており、折りたたんだ状態でより多くの情報を見られるようになっています。

ディスプレイが大きくなったため、このようにカメラの画角チェックもしやすくなりました。このカバーディスプレイは時計表示はもちろん、通知の確認や音楽プレイヤーの操作等にも利用可能です。

▲角度をつけた状態(フレックスモード)では上下で違うアプリが使えたり、表示と操作のUIが分割されたりする

メインディスプレイは60Hzから120Hzに進化しています。これにより、スクロールやアニメーションがよりなめらかになりました。

▲Galaxy Harajukuのスタッフさんはこんなかんじでビデオカメラ持ちをしていました

また、Galaxy Z Flip3 5GのカメラはGalaxy Z Fold2 5Gで初めて搭載されたオートフレーミング機能に対応しています。

▲Galaxy Z Fold3 5Gでオートフレーミングを使うとこんな感じ

オートフレーミング機能はiPad Proのセンターフレームのようなものです。動画撮影時に自動的に最適な画角に調整してくれるため、カバーディスプレイが見づらくて画角が不安なときでもしっかりと自分を映してくれます。

両機種とも日本での発売は未定

というわけで、Galaxy Harajukuではこのように最新の第3世代折りたたみスマホがタッチできます。

実際に展示されているGalaxy Z Fold3 5G / Galaxy Z Flip3 5GはSAMSUNGロゴの海外モデルです。現地のスタッフさんによりますと両機種とも日本での発売は未定ですが、今までの発売実績から考えるにどちらもキャリアから登場するものだと思われます。

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