やってもやっても抜け出せない! 『あつまれ どうぶつの森』の沼

こんなに楽しい沼はありません

花森リド
花森リド
2020年06月20日, 午後 01:30 in games
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深夜3時に島の住人全員を叩き起こして「階段ができたぞ!」のセレモニー。みんな本当に嬉しいか!?毎日、しょうもないことしかしてません

『あつまれ どうぶつの森』(以下・あつ森)を遊んでばかりの春が終わり、そろそろ梅雨が来ます。このままいくと間違いなく夏も遊びまくってしまう。こんな面白いものを5980円で売ってくれてありがとう任天堂、と思っています。

でもプレイ時間を見てギョッとするんです。3月20日の発売から毎日起動し、総プレイ時間が270時間を超えました。何度も寝落ちしているので実際のプレイ時間はもっと少ないはずですが、とはいえ長すぎる。

「Nintendo Switchを持っているけど、あつ森やってない」という人に「もったいねー!遊ぼうよ!」と強くオススメしたい。が、同時に「これは、どえらい沼かも……」とも言い添えたいです。

そこで、この記事では「あつ森の沼っぷり」について、今まさに沼に全身浸かっている立場からお伝えします。

“ゲームでは常に全裸”の私が服を着た

私の周りにいるあつ森ユーザーの多くは、午前8時~9時頃にプレイを開始します。学校に行く前や、仕事を始める前に、10分~小一時間遊んでいるようです。

 

自分の島の“カブ価”をチェックしたり、化石を掘り返したり、日替わり商品の品定めをします

つまり、毎日ソフトを起動させるための楽しい仕組みがあつ森には無数に仕込まれています。でも、こういった仕組みは最近のゲームであれば多かれ少なかれ入っています。

あつ森は、その仕組みの数が膨大で、かつ、欲しくさせる演出がとても秀逸なんです。

たとえば、私はもともとアバターを着飾ることに何の執着もありません。だからどんなゲームでも常に“無課金ユーザー”な姿です。なのに、あつ森では朝必ず洋服屋さんに行って新作をチェックして、気候やTPOを意識しています。

 

ゲーム開始から数日は一切何も身につけず、半裸でした

半裸をやめた理由は“島の環境”です。むちゃくちゃよくできてる。日によって気候が違います。草花や木々の揺れが毎日少しずつ違うので、朝起きて島をウロウロしながら「今日は風が強い」と感じます。雲が漂っていれば「今夜は星が見えないな」と予測します。

そしてある日、雪が積もった美しい島を見て「タンクトップ一枚だとマズくないか?」と気づいたのです。

 

膝小僧が出ているのも、もはや「寒いかも?」という気が

雨や雪の日ってすごく楽しいんですよ。島の住人であるどうぶつ達も傘をさしたり、ニット帽をかぶったり。どうぶつを見習って私も傘をさすようになりました。

 

「かわいい傘」を探して毎日タヌキの店をチェックするように。傘依存症

 

Engadget
Engadget Japan

誰が見るわけでもないのに、毎晩パジャマを着て、朝脱いでます。足音がスリッパ仕様のペタペタ音になって心地いい

私の島は南半球にあるので、6月は冬です。もはや厚着しないと落ち着かないのです。私、こんなヤツじゃなかったのに……!

先日、どうぶつが「それ、似合っているよ」と言ってくれました。うれしい!

ということで、明日も日々にピッタリな服がほしい! ほしいから、カブで儲けたい! ……こうして無限に朝のルーチンが続くのです。

興味がなければ、やらなくてよし

朝のルーチン以降、他のプレイヤーが何をしているのか? これがですね、超絶バラバラです。

効率よく10分だけプレイして、あとは翌日まで放置している人もいます。私のように執念深くどうぶつに話しかけまくって贈り物を渡すプレゼント魔もいるでしょう。なかには、商店でわざわざ“ラッピングペーパー”を買ってプレゼントを可愛く包むする丁寧なプレイヤーもいます。

 

私も見習って大切な贈り物は包装するようになりました

寝る前に小一時間ほど釣りをしちゃう人もいます。眠れない夜にとぼとぼ歩く真夜中の島は楽しいんです。その時間帯にしか聴けないBGMもあります(おすすめは午前3時と夜明けの5時)。

 

どうぶつも一人か二人は夜更かし中です

 

私が一番好きな博物館は24 時間営業です

 

この「いつでも誰かが起きている」感じに、この春は何度も癒されました

季節ごとのイベントもあります。6月はジューンブライドのイベントが開催中です。来る日も来る日もウェディングフォトを取りたがる幸せ全開などうぶつカップルの手助けをしましょう。やりたければ毎日とことん付き合えばいいですし、興味がなければそっとしておけるようになっています。

 

私は、来週くらいには「あとは君らだけでやってくれ!」と思うかもしれません

そう、あつ森の世界は、大抵のことは「興味がなければ、やらなくてよし」なんです。服を着なくてもペナルティはありませんし。

あつ森界でもっとも複雑であると名高い“青いバラ”を咲かすことに、私はあまり興味がありません。それを育てるフレンドを見ても「すごーい!」と思うだけです。でもいつか自分の島でも咲かせたくなるかも。

「あれをしろ」と他人にいわれると退屈になるゲーム

なので、あつ森については「最適ルート」を伝えることがとても難しいです。なぜなら「あれをしろ、これをしろ」と言われたら、つまらなくなって、こんなに長期間遊ばないからです。

 

私の島のもう一人が勝手に作っている謎の“シャイニングパーク”。……チープながら、徐々にクオリティが上がっています

「この要素があるからやめられない!」とキラーコンテンツを名指しできないかわりに、プレイヤーが自ら進んで「やりたい」と思ったが最後、それにとことん付き合ってくれるゲームです。おしゃれをすれば褒められ、お花を育てれば美しい。

自分で望んで突入してしまった沼なので、そりゃ抜け出すのはしばらく先になるでしょう。

 

私の深夜徘徊はいつ終わるんだろう

それにしても、私たちは「本当に」自ら望んで沼に入ってしまったのでしょうか? かくも深き沼に気分よく浸かれるよう、すみずみまで丁寧な工夫がいっぱいだったからでは? ……あつ森以外のゲームでは相変わらず全裸プレイな私は、その工夫こそが、あつ森の凄みだと思います。

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