Aaron Souppouris / Engadget
Aaron Souppouris / Engadget

新型コロナ禍にある現在、世界規模で半導体の供給不足が問題になりつつありますが、この状況は2021年を通じて続き、今年のクリスマスシーズンになってもPlayStation 5およびXbox Series Xの品薄状態は解消されないかもしれません。

半導体市場は現在、新型コロナウイルスのパンデミックによるリモートワークの急増や、一時生産を停止していた自動車産業の再開~生産増加などから供給不足になっており、米Finantial Timesは家庭用ゲーム機向けの供給不足も年末まで続く可能性があるとのアナリスト予測を報告しています。

FTによると、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントのジム・ライアン社長兼CEOはPS5の供給不足については「2021年を通じて段階的に緩和される」と楽観的な見方を示しました。また既存市場への供給改善とともに、中国市場でもPS5の販売を開始すると述べています。

一方で、ライアン氏は今年の年末商戦シーズンまでに十分な供給量にまで回復するかどうかについては明言を避けました。半導体の供給不足の先行きは予測が難しいとのアナリスト報告もあり、市場調査会社Ampere Analysisのピアース・ハーディング・ロールス氏はソニーだけでなく、マイクロソフトもやはりXbox Series Xの供給を需要に応えるペースに増やすのは難しいと予想しています。おなじく市場調査会社Creative StrategiesのBen Bajarin氏は半導体不足が2022年まで続くと予想しており、需要の減速がない限りは出口が見えてこないとしています。

半導体不足はゲーム向けに限る話ではないので、今後も供給の増加やそのバランスがどうなっていくかはわかりませんが、最新世代のゲーム機が手に入りにくい状況は、まだしばらくは続きそうです。

Source:Finantial Times