「デジタル印度化計画」にGoogleが100億ドル投資へ。医療、教育、農業へAI技術など

オレにネットを使わせろ!オレはいつでも帯域にこだわるぜ!

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年07月14日, 午後 04:40 in India
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KENZO TRIBOUILLARD via Getty Images
KENZO TRIBOUILLARD via Getty Images

Googleが、インドにおいて今後5~7年の間に最大100億ドルを投資していくため、「Google for India Digitization Fund」を設立したと発表しました。Googleのスンダー・ピチャイ氏は、この基金によってインドへのインフラ整備、テクノロジービジネスやパートナーシップといった投資や定型案件を行い、インド政府が掲げる「Digital India構想の実現を楽しみにしている」と述べました。

Googleによるインドへの投資はおもに4つの領域に分けられます。ひとつめは、多様な言語を使うインドの人々に安価なインターネットからの情報入手手段を提供すること。2つめはインド独特のニーズに答える新製品やサービスの構築。3つめは企業のデジタル化支援。そして最後は医療、教育、農業と言った分野へのにAIなどのテクノロジーを適用し、社会的利益を生み出すこと。

Googleはインド向けに安価なスマートフォンAndroid Oneを発売したり、2019年にはバンガロールにAI研究部門を設置、さらにモバイル決済サービスの立ち上げも発表しています。また広く一般にはインド国内400か所以上の駅に無料WiFiを設置したりするなど、手厚いサービスを提供しています。

インドへの投資を行っているのはGoogleだけではありません。Facebookは4月、インド最大のモバイル網を持つJioの株式を取得、Appleは2021年にインド初のApple Store店舗をオープンする予定です。世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)は2019年秋に、インドが次のシリコンバレーになると述べていました。

なおインド政府は先日、国境における中国との軍事衝突を受け、TikTokやWeChatといった中国関連のアプリの使用を禁止しました。一方で、SNSやメッセージングアプリのユーザー情報に捜査令状などがなくともアクセスできるようにする法改正にも着手しており、この点においてGoogleはFacebookやTwitterらとともにプライバシーの侵害だとして反発しています。

source:Google

 
 

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