Mountain View, California, USA - March 28, 2018: Google sign at Google's headquarters in Silicon Valley. Google is an American technology company.
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Googleは12月8日(現地時間)、かねてからオープンソースで開発を進めていた新OSであるFuchsiaのプロジェクトを一般公開しました。ディスカッション用の公開メーリングリストやバグトラッカー、ロードマップなども公開され、一般開発者からの貢献を歓迎するとしています。

Fuchsiaは、2016年にGitHubで初めてプロジェクトが公開された新OS。2019年には開発者サイトが公開され、存在自体は公になっていたものの、Googleが表だって話題にすることはなく、公式ブログで書かれるのは今回が初めてです。

LinuxベースのAndroidとは異なり、独自のマイクロカーネルZircon(以前はMagentaと呼ばれていました)を採用するのが特徴で、Googleは公式ブログの中で、汎用のオープンソースOSを作成するための長期プロジェクトだと説明しています。

なお、公開されたガバナンスモデルでは、誰からの貢献も歓迎するとしつつ、Fuchsiaの方向性や関連するプラットフォームの決定はGoogleが行うとしています。つまり、Androidエコシステムの開発と同じ方法です。

開発に協力しようと思う開発者は、ソースコードをダウンロードし、コンパイルすればGoogleのPixelbookやIntel NUC、Acer Switch Alpha 12などの限られたデバイスで動作させられます。また、エミュレーターを使ってのテストも可能です。

はたしてどのようなOSになるのか興味深いところですが、残念ながら、まだ一般的な製品開発や開発ターゲットとしての準備が出来ていないとのこと。開発者ではない一般ユーザーの前に登場するのは、しばらく先のことになりそうです。

source: Google